鬼隠し3 ページ4
和が寝坊したら私が待つ?
和には私が『待っててあげるほど優しい女』に見えるのかな?
じゃあ、一つからかってみよう
「その時は置いてく。」
方向転換して、歩いて行く私の後ろで
高「えぇ?!?!」
と、情けない声を上げる和
和って人はからかうとかなり面白い
「さくさく置いてく。きりきり置いてく((クスクス」
高「どうしてそんな酷いんだよ…俺、泣きそうなんだけど…っ…俺、何かしたか?」
ほらすぐ本気にして大慌てするの
高「Aちゃーん…」
よし、この辺で逆方向から
「嘘」
「和が来るまで待ってる。ずーっと待ってるよ、いつまでも!!((ニコッ」
完璧だろ、これ←
高「え///あ…///あ、ありがと…///」
計 画 通 り←
「行こう?みゃーじ待たせるとうるさいよ」
高「う、うん///」
このすぐボーッとなる変な奴は和。上の名前は高尾っていう。
こっちのネタにとことん弱いらしい。
まだ知り合って1か月も経ってないけどすごく変わっているってことはよく分かる
しばらく2人で歩いていると人影が見えた
?「おい、お前ら」
その人影がはっきりしてきた…
「あ…」
走ってくる…え、走ってくる?!
宮「おせぇよ!!轢くぞ!!」
「ごふっ」←
高「A?!?!って、あ、きよっさん…おはよーっすWWW」
いきなりタックルしてきやがった、こいつ…
宮「おはようさん、和。Aは何年ぶりだっけ?W」
「二日だけです」
こいつ…(#^ω^)
宮「二日って結構大きいぜ?俺、この間より成長したんだぞ?」
そう言うと、私の目の前に立ってドヤ顔をする…
…目線が下に行く私は変態だな…
「…き、清のなんか興味ないし。」
宮「じゃあ、触ってみるか?」
「え」
宮「ほら、お姉さん?試してみない?」
ずいずいと距離を詰めてく清に思わず、
「わわ…ちょ、まっ、待って…///」
照れてしまった。
するとそれに満足したのか
宮「ぷ、クククッ…AもまだまだだなWW何想像したんだ?W筋肉と身長の話だぜ?WW」
蜂蜜色の髪が印象的な彼は宮地清志。これでもクラスのリーダー役
「っ!!///この、パイナップル!!バカにして!!」
宮「はんっ!!勝手に想像したのはそっちだろ!!パイナップル投げんぞ!」
和の周りで鬼ごっこ
案の定、清は和の後ろに隠れた。
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作者名:柘榴 | 作成日時:2015年3月21日 8時