いい加減にしてくれ 【 Fischer's 】

# 07 ページ7

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you side*




シ｢ は〜〜い､そこまでそこまで！！ ｣








手を叩いて現れたのはシルク本人。






Fischer's勢揃いなわけだ。









シ｢ 言っただろ､こいつと友達はやめとけって ｣









泣きそうになった私に気づいたのかシルクは私の頭を雑になでた。








なんだよ､余計なお世話なんだよタラコ唇。









シ｢ 俺さ､モノ扱いされるの嫌いなんだわ。







それにお前みたいな性格悪いやつ嫌いだから ｣









シ｢ だから二度と俺達と､Aに近づかないでくんない？ ｣









シルクはドスの効いた声でそう言い放った。









｢ ッ…分かってるわよ､ホントあほみたい！ ｣









彼女はカバンを持って帰って言ってしまった。






クラスのみんなも彼女が帰った瞬間ひそひそ話。









『 …シルク､その､ごめん 』









『 彼女が性悪女って気づけなかったしあんた達にひどいこと言った 』









シ｢ …別に友達だったら信じるのは当たり前だろ、









でも今日からは俺達が友達だからな！！ ｣









ン｢ そうそう､よろしくねA！ ｣









『 …うん､ありがとうシルク､ンダホくん 』









シ｢ つーわけで！！ 皆ひそひそ話やめぇーい！！







あいつも多分もう学校来れねぇだろ ｣









マ｢ 確かにな､あそこまでしたらな ｣









なんだかんだ言って､こいつらのお陰で私は助かったのかもしれない。









そう思うと感謝しなきゃいけない､な。







シ｢ てことで今日の帰りアイスおごれよ！！ ｣









『 いやふざけんな！！ やっぱ嫌いだわ！！ 』









やっぱりこいつに感謝なんかしてやらん！！

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