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# 06 ページ6

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you side*





『 あぁ〜〜 むかつくむかつく !! 』







あの言いよう何なのよ、あいつらホント嫌い!!




彼女に話を聞いてもらおうとドアを開けると、教室はシーンとした。









いや何この空気にがてなんだけど。









「 …おかえり、A









シルクくん隣に話してたの? 」









彼女に肩を掴まれた、いやちょっと待って。









「 なんで、なんであんたが好かれるの??








あんた顔はいいから、一緒にいてやったのに、 」









「 本当は私がシルクくん達と居るべき場所だったのに!! 軽々しく近寄ってんじゃないわよ! 」









『 …へ 』









なんで、いつもの優しい彼女はどこにいったんだろう








こんな怖い声じゃなかった、 こんな怖い目じゃなかった。









" いい子があんなこと言うかよ "









マサイくんの言葉が蘇ってきた。









…こういう事だったの、シルク。









『 ッ…や、やめて… 』









「 はぁ? なによ、私の居場所を奪って!!






返しなさいよ!! シルクくん達に媚売りやがって!! 」









…違う、違うのに。









なんでそんな事言うの









「 はぁ?? ふざけッ…! 」









『 うるせぇよ、少しは黙れないの? 』









マ「 あいつ… おい、シルク見てみろよ 」









シ「 …へぇ 」









『 さっきからシルクくんシルクくんってベタ惚れだな、あんなタラコ唇のどこがいいんだよ 』











シ「 俺地味にけなされてね? 」








ン「 まぁまぁ見てろって 」









「 んなッ… どうせ顔で選んだやつよ!!







私を引き立てるにはちょうど良かった!! 」









『 はッ… あんたを引き立てる?







シルクはねものじゃないんだよ、そんなんだったら光合成でもしてろ性悪女 』









『 私あんたみたいに人をモノ扱いするヤツ大っ嫌いなんだわ 』









「 ッ… なによ!! シルクくんたちに言いつけてやるんだから…! 」









『 あっそ、そうしたら?




私は別にあいつらなんて… 』






別にあいつらなんてどうでもいいはずなのに、






その先が言えなかった。

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luna(プロフ) - とても面白いですね!私は落ちはンダホがいいです!これからも頑張ってください! (2018年12月21日 13時) (レス) id: e68213ba66 (このIDを非表示/違反報告)
ユキクロード - 私はオチはシルクがいいです! (2018年3月10日 13時) (レス) id: e737415e62 (このIDを非表示/違反報告)
よ〜みょん(プロフ) - ポッキーさん出た瞬間友達の前で叫びました((  あの…出来たらポッキーさんオチも見てみたいです…(( (2017年12月16日 11時) (レス) id: 62caf5747e (このIDを非表示/違反報告)
ふっきー松 - 主人公めっちゃかっこいいです!これからも頑張ってください! (2017年10月15日 8時) (レス) id: d08bba2ba9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - “いい加減にしてくれ“大好きです!あ、オチは私はモトキ君が良いです´ω` (2017年9月12日 7時) (レス) id: 5fb587b43f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あ い り | 作成日時:2017年8月11日 20時

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