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プロローグ ページ1

「オレ、ずっとAさんのことが好きでした」

旅立つ前日、真っ暗な夜道で君に言われた言葉

「_ごめんね」

「私への気持ちは諦めてほしい」

ほんとは君のことが大好きで大好きで仕方なかったの

でも、私は自分のためだけに嘘をついた

何もかもから逃げた

「ここからの景色、こんなに燻んでたっけ」

そして、またここに戻ってきた頃には

もう何もかもが燻んで見えるようになっていた

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作者名:じゆん | 作成日時:2023年2月22日 20時

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