3.死神 ページ4
敦side
『僕に近づくな...!』
彼女がそう言った瞬間、彼女から物凄い殺気が放たれた
昔の僕であれば腰を抜かすほどだ
けど...
もう、昔の僕じゃない__!
少なくとも、今の僕は人を救うことが出来るのだから___!
敦「君、三度近づけば僕は殺されるんだよね?だったら...
君は僕を殺せないことを証明するだけだ!」
『はは、いいね、その目。貴方みたいな命知らず、嫌いじゃないよ。』
彼女は僕を見据える
その時、風が吹き、彼女が羽織っているマントがひらりと揺れる
そこから見えたのは腰にさしてあるレイピアだった
敦(レイピア...?
ひょっとして剣術使いなのか?)
僕は一度、瞬きをする...が
敦「...え?」
一度目を閉じたその一瞬で彼女は僕と数センチの距離にいた
敦「ガハッ...!」
当然避けきる事も出来ず、腹から鮮血が流れ出す
『はい、一回目。どう?まだ足掻くの?』
不敵な笑みを浮かべながら、彼女は僕を見る
敦「くっ...!」
僕は自信の手足を虎化し、傷を再生して塞いだ
『へえ、貴方もでたらめな異能を持ってるんだね。...けど。』
彼女は物凄い速さで僕に近づき、もう一度斬りつける
敦「うっ...!」
『これで二回目。ほら、次で君、死んじゃうよ?』
敦(これじゃ真面に戦えない!
何か、弱点でもあれば...
?そういえば...。)
僕の中で唐突にある作戦が浮かぶ
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空白 - 私なのか僕なのか… (2020年1月16日 0時) (レス) id: 3ab98cba01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雫size | 作成日時:2019年11月10日 18時