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25.彼ら彼女らは ページ26

?「...ひょっとしてAちゃん?」




耳を疑った

何故彼は私のことを知っているのか?



そして、彼のその声と同時に音楽が止まった

ダンスの終わりだ



私はすっ、と彼から距離を取り、向き直る


『...如何して私を?』



私がそう尋ねると、彼は仮面を外す

其処にいたのは...


『!?あ、敦くん?』


敦くんだった。



『如何して此処に居るんです?』

敦「依頼だよ。」



?「とある人があなたにこの仮面舞踏会を代わりに行くように、と依頼してきた。」



後から女の子が来て、私に説明する

それは、鏡花ちゃんだった

成る程、二人で来たのか




...ん?待てよ


...ひょっとして、二人の依頼って国木田さんが急に私に依頼がどうこう云ってきて断ったやつ...?



『...ごめんなさい、二人に迷惑をかけたようで...』



私は深く頭を下げ、二人に謝る

敦はいやいや、と首を振った


敦「あ、気にしないで!大丈夫だから!
大丈夫、なんだけどさ...

Aちゃんは誰と来たの?」



『それは...』



?「僕とだ。」



私が説明しようとする前に芥川が割り込んできた
 


敦「あ、芥川!?
まさか、Aちゃん裏切るつもりじゃ...!」



『ご、誤解です!』



...予想してたけど、これはマズいな



芥「...簡単なことだ。僕が此奴に借りを作った、ただそれだけだ。」




敦「え、そうなの...?」



なんだろう...

デジャヴを感じる...

26.少女、空気を読む→←24.思わぬ展開



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空白 - 私なのか僕なのか… (2020年1月16日 0時) (レス) id: 3ab98cba01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雫size | 作成日時:2019年11月10日 18時

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