24.思わぬ展開 ページ25
主催者のその声で始まったダンスタイム。
私もその輪の一人として紛れ込んでいた
...にしても、潜入捜査って何をするんだろ
芥川が潜入捜査に乗り出すくらいだから何か訳ありだったりするのかな?
そう思ったが、敵組織の事情に首を突っ込むのはやめた
______
どうやら、この舞踏会のダンスは女性が所定の位置に居たまま、男性がローテーションをするタイプのダンスらしい
最初は芥川だった
芥「...。」
静かに芥川は私に手を差し出し、私はその手を取?
音楽と芥川の動きに合わせて踊る
にしても...
(上手いな、芥川...)
やっぱり慣れているのだろうか、と思ってしまう
『...上手ですね。』
ローテーション前に私がそう云い、顔が赤くなっていたことは私だけの秘密だ
_________
暫く何人かの男性と踊ったが...
(上手すぎでしょ...)
踊り慣れすぎと云えるほどだった
と、なんやかんや考え事をしていると次の男性が手を差し出す
『...。』
静かに私はその手を取り、踊り始める
...この人も上手いな
そう思いながら彼の動きに合わせて踊る
そう踊っていると、不意に
『!?』
腕を引かれ、すっぽりと彼の腕の中に入った
『...え?』
?「ひょっとしてAちゃん?」
彼は私の耳元でそう囁くのだった
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空白 - 私なのか僕なのか… (2020年1月16日 0時) (レス) id: 3ab98cba01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雫size | 作成日時:2019年11月10日 18時