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12.少女は独走する ページ13

敦side




『あはは!いいね、その雰囲気。
命知らずって感じで嫌いじゃないよ。』



芥川の殺気を見るや否や彼女はそう口にする

その姿は人の命を刈り取る死神そのものだった




芥「フッ、そこの小娘は余程死にたいようだ...。
ならば、死ね。」



ヒュッ、と鋭い羅生門の刃が彼女目がけて襲いかかる

...が



芥「!消えた...?」

『そんなちんけな攻撃じゃあ、私を倒せないよ?
...一回目。』



芥川の鋭い刃は獲物を仕留めることが出来ず、その獲物は芥川の背後に周り、芥川に攻撃を仕掛けた



芥「くっ...!

一つ一つの攻撃が重い...中々の手慣れのようだな、小娘。」

『んー、アンタに褒められても嬉しくないんだけどな...っと。』



彼女は休みなく、次の攻撃を仕掛ける



左、右、左、上...


縦横無尽に駆け回り、芥川の間合いに入り込んだ



『二回目...。』



芥「なっ...!
カハッ...!」



彼女の剣はものすごい速さで芥川を斬りつける

が...


芥「フフ、分かったぞ、貴様の動き...!」

『な...!』



彼女の一瞬の隙を突き、芥川は腕を摑む

芥川と距離を取ろうとしていた彼女は完全に捕まってしまった



芥「貴様は攻撃を仕掛けた後、僕から距離を取ろうとする。...無防備な状態でな。」



敦「Aちゃん!」


『くっ...そ...。油断した...!

でも...









三回目...。』

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空白 - 私なのか僕なのか… (2020年1月16日 0時) (レス) id: 3ab98cba01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雫size | 作成日時:2019年11月10日 18時

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