〔WT〕狭間の者

第四十四話：本部地下の戦い５ ページ45

太刀川と大柄近界民ごと小南が真っ二つにするが最後の抵抗のように大砲を放つ

太刀川「マジか」

ジュッ

ドッ

太刀川が驚くが村上と那由多がレイガストと集中シールドで守る

「……見事」

太刀川「さすが」

その様子を見て大柄近界民が誉め、太刀川も誉めると同時にトリオン体が破壊する

ドンッドンッと太刀川が緊急脱出をするのと同時に緊急脱出のような音がする

小南「……!?」

悠理「な………!?」

大柄近界民も同時に消えていることに小南と悠理の二人が驚く

風間「本体が消えた……!?」

風間が大柄近界民が消えたことに言う

「我々の完敗です。お見事でした」

小柄な近界民が言うとドンッと消える

風間「これは……緊急脱出か……！」

風間は近界民二人が消えたことにそう言う

楽「どゆうこと？だって緊急脱出はボーダーの技術でしょ？」

風間の言葉に楽は驚きながら聞く

那由多「(ボーダーの技術は近界の技術からできてる……なら)相手もボーダーの技術を取り入れてきてる？」

風間の言葉に那由多が考えながら言う

「「「 ! 」」」

那由多の言葉に村上、小南、楽が驚く

悠理「だろうね。ボーダーの技術は元々あっちの技術を真似して進化させてきたんだから逆もありえる」

那由多の言葉に悠理と風間は頷きながら納得する

そこに

太刀川｛いや〜〜俺たちの大勝利だな！｝

太刀川が那由多達に通信してくる

小南「何言ってんの予知通り真っ二つになったくせに」

太刀川の通信に小南が呆れたように返す

太刀川｛予知を逆手に取ったんだ。予知を利用して敵を倒したんだ迅の予知に勝ったと言っても過言じゃない｝

太刀川はキメ声をさせながら通信で小南に返す

小南「はいはい」

太刀川の答えが分かってたように小南は返す

風間「敵の攻撃を漏らして悪かったな」

村上と那由多に風間が言う

村上「いえ充分ですおかげで最後は止められました」

那由多「シールドも間に合ったし、大丈夫です」

村上は頷き、那由多は首を軽く振り、笑顔で風間に言う

楽「村上先輩、小鳥遊先輩お疲れ様！」

笑顔で二人に楽が言う

那由多「うん」

村上「楽もな」

楽の言葉に村上と那由多は顔を見合せ笑いながら楽に言う

楽「あ、そっか…うん！」

思い出したように楽は頷き言う

風間「敵の完全撤退まで油断はできないが第一の任務は達成だ」

小南「おつかれさま！」

小南が全員に向かって言ったことでガロプラ戦が終わったのだったー…

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