検索窓
今日:22 hit、昨日:3 hit、合計:16,278 hit

第二十二話:その後 ページ23

那由多が四塚市に合宿の手伝いに行った別の日…

那由多はある隊室で正座をしていた

「何でこんなことになってるか分かるか?那由多?」

那由多「その笑顔、怖いよ公平……」

恐ろしい雰囲気と笑顔で那由多に言う出水、那由多は猫耳を垂らしながらそう言う

出水「ん?」

那由多「ナンデモナイデス」

笑みを絶さず圧力を掛ける出水に片言のようになりながら答える那由多

「でも、まあいいんじゃない?小鳥遊も反省してそうだし」

と言う声が聞こえ出水、那由多はそっちを見る

出水「琥珀…」

出水が見た方向にいたのは

ソファーに寝そべり何かを見ながらポテトチップスを食べる琥珀がいた

琥珀「小鳥遊だって好きでボロボロになったわけじゃないでしょ?」

と琥珀がそう言うと

出水「好きでなってたらもっと怒っとるわ!!」

と空かさずツッコム出水

琥珀「まぁ確かに!……でもさ公平。小鳥遊も本当に反省してるのは分かってんでしょ?」

出水のツッコミに笑って同意し、ポテチを食べ、少し間を空け出水の顔を見ながらそう言う琥珀

出水「…分かってるちゃあ分かってる」

出水は琥珀の言葉に反論せずそう言う

琥珀「なら、もう終わりなよ。小鳥遊も無茶しないでしょ?」

出水にそう言うと那由多に訊ねるように聞く

那由多「!うんうん!!」

垂れていた耳が立ち、頷きながらそう言う

琥珀「それならよし!」

笑顔でそう言う琥珀

出水「琥珀には敵わねえな……」

とそう言う出水

琥珀「あったり前でしょ!"元"でもあんたの隊長だよ!」

と得意気にそう言う琥珀

那由多「(公平は琥珀ちゃんをすごく信頼してるんだな……

そうだよね。入隊したばっかりの公平の才能を力を見抜いた唯一人の人だもんね)」

琥珀と出水のやり取りを見ながら那由多は小さく微笑みながら考える

琥珀「ん?……小鳥遊?」

出水「那由……お前今、何を考えた?」

小さく微笑む那由多に琥珀と出水は首を傾げる

那由多「んーん。何でもないよ」

首を左右に降って那由多が言う

出水「何だよ!教えろ!」

那由多「みゃ〜!」

琥珀「ちょい!荒すぎだって!」

教えない那由多に出水がわしゃわしゃと撫で回すと琥珀が出水の荒さに止めに入る

那由多「(こんな風にハクちゃんと公平が会ったのはいい出会いだったな……)」

荒っぽく撫でられながらそう思う那由多だったー…

第二十三話:出水と南雲の出会い→←第二十一話:兄への決意



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

z5pzuchg3c4hfbe(プロフ) - あいさん» 分かりました!調べたりもしてみますね!これからもよろしくお願いします! (2018年4月18日 19時) (レス) id: d5302e152d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - z5pzuchg3c4hfbeさん» いえ!もし出来るようになったら教えてもらえればありがたいです! (2018年4月18日 19時) (レス) id: 66c6f3f00c (このIDを非表示/違反報告)
z5pzuchg3c4hfbe(プロフ) - あいさん» ご希望に答えることができなくてすみません…… (2018年4月18日 19時) (レス) id: d5302e152d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - z5pzuchg3c4hfbeさん» 学習の黒トリガーも変換されてなくて・・・残念です…… (2018年4月18日 19時) (レス) id: 66c6f3f00c (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - z5pzuchg3c4hfbeさん» 前は設定と一話だけ変換されていたのですが今は一話のみの変換になっています・・・やっぱり難しいんですかね・・・ (2018年4月18日 19時) (レス) id: 66c6f3f00c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クーシー | 作成日時:2017年2月10日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。