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第十二話:昔は… ページ14

三雲が三門市の市民病院に移ったある日…

出水はボーダー本部のC級ブースのソファーから動けずにいた

出水「(大真面目にどうすっかな…)」

はぁとため息をつく出水

その出水の膝には眠っている那由多がいた

「お〜い!弾バカ!」

そう叫びながらやって来た米屋

出水「槍バカ静かにしろ!(小声」

と小声で出水が米屋に言う

米屋「ん?どうしたんだ?」

そう言って出水に近付くと

米屋も小声で言っていた理由が分かる

米屋「那由多の奴、どうしたんだ?(小声」

同じく米屋も出水に小声で聞く

出水「最近夜の防衛任務の後、何かあるといけないってことであんまり寝てないみたいなんだよ」

出水はC級ブースでフラフラしている那由多を見つけ話を聞くと那由多が起きるまで

側にいると言うと今の状態になったと言う

米屋「なるほどな〜…何分そうなんだ?」

いつから膝枕をしているか米屋が出水に聞くと

出水「一時間ちょいか」

と答える出水

米屋「足大丈夫か?」

一時間同じ格好でいる出水

足が痺れている等がおこっているのではないか米屋はそう考えていた

出水「あぁ…まぁ慣れてるからな」

出水が「慣れている」と返す

米屋はその「慣れている」言葉に疑問をもつ

米屋「慣れてるからな…って、どういうことだ?前にもこんなことがあったのか?」

出水の言葉にそう聞く米屋

出水「あ〜…そうだな…夏乃刀さんが亡くなった頃にな」

出水は那由多の頭を優しく撫でながら言い始める

出水「こいつ…夏乃刀さんが亡くなって……

まぁ、ついこの前まですげー子供ぽかっただろ?

中学だし身長もその時よりもずっと小さくて…そんなこいつが

夏乃刀さんが亡くなってから、ずっと泣きっぱなしだったんだ…

…何日も何にも飲まず食わずでな」

そう言う出水に米屋は驚く

出水「そんでオレは母さんと一緒に那由ん家に行ったんだ…

オレと母さんが那由の話を聞いて、

那由を落ち着かせたら寝ちまってな…今みたいに」

そう言う出水

米屋「はぁ〜那由多にそんな時あったんだな

今見てると想像つかね〜」

出水「ボーダーに入ってからこいつは変わった…いや、成長したよ」

そう言って出水はまた那由多の頭を撫でていると

「う…ううん」

その声に米屋と出水の二人はハッとして

那由多を見るとモゾモゾと動いて

那由「…うみゅ?」

と言って起き上がったー…

第十三話:昔からの幼馴染→←第十一話:終結と居場所



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z5pzuchg3c4hfbe(プロフ) - あいさん» 分かりました!調べたりもしてみますね!これからもよろしくお願いします! (2018年4月18日 19時) (レス) id: d5302e152d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - z5pzuchg3c4hfbeさん» いえ!もし出来るようになったら教えてもらえればありがたいです! (2018年4月18日 19時) (レス) id: 66c6f3f00c (このIDを非表示/違反報告)
z5pzuchg3c4hfbe(プロフ) - あいさん» ご希望に答えることができなくてすみません…… (2018年4月18日 19時) (レス) id: d5302e152d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - z5pzuchg3c4hfbeさん» 学習の黒トリガーも変換されてなくて・・・残念です…… (2018年4月18日 19時) (レス) id: 66c6f3f00c (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - z5pzuchg3c4hfbeさん» 前は設定と一話だけ変換されていたのですが今は一話のみの変換になっています・・・やっぱり難しいんですかね・・・ (2018年4月18日 19時) (レス) id: 66c6f3f00c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クーシー | 作成日時:2017年2月10日 12時

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