検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:6,022 hit

33:そこには ページ33

―黄瀬side―


彼女の部屋には家具が殆どない。
辛うじてあるのは布団とノートPC
台所には小さな炊飯器とフライパンくらい

本当に彼女はここに住んでいるのか?

俺がずっと突っ立っていると
桃っちが小さな声で話しかけてきた。

桃「私も初めて見た時、驚いたわ」

―だってここには生活感が感じられないのだもの―

どんなに家具が少なくても、そこに人が住んでいると
その人の生活感というのが部屋には出てくるものだ。

しかし、ここにはそれがない。
いや、あるのかもしれないが無さ過ぎる。

間違いなくここには人、一人が住んでいて
少なくとも半年は経っているだろう。


そして俺は何故か唐突に怖くなって
赤司っちに訪ねた。

黄「Aっちの家は?Aっちはどこに帰るんッスか?」

赤司っちは俺の問いに答えず
少し場所を変えようと言い部屋を出た。

34:彼女は→←32:部屋



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , キセキの世代 , 赤司征十郎   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2012年12月26日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。