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31:チカチカと ページ31
―黒子side―
そんなこんなで、やっと期末試験が終わった。
黄瀬君と青峰君はというと
まるで屍のようにぐったりとして動かない。
これは復活するまで時間がかかりそうですね…。
そして夏休みがやってきた。
大学は履修した科目によって
試験の時間割が一人一人違うので
早く夏休みが始まる人と
試験期間いっぱいまでテストがある人といる。
僕たちは皆、一緒の授業なので
皆同時に夏休みが始まったし
比較的に他の学生よりやや早かった。
ギリギリ7月下旬から9月中旬まである
夏休みがもう始まったのだ。
夏休みを長いと感じたのは初めてだった。
勿論、夏休み中もずっとバスケはするのだけれど
皆、下宿しているという事もあり
帰省する日が1週間程、設けられた。
夏休みは何をしようか。
今年は皆でどこに行こうか。
なんて考えている間中ずっと僕の目の奥では
あの河辺で見た小さな花火が
チカチカと瞬いていた。
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作者名:杠 | 作成日時:2012年12月26日 22時