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17:白い光 ページ17
―黒子side―
あれから数ヵ月経った。
もうすっかり日も長くなり
6月が終わろうとしていた頃
Aさんともすっかり仲良くなった。
そして今は来週のBBQの予定を立てている。
まぁ、それはいいのですが
食堂で話しているので今日はよく目立つ。
やたらカラフルな人たちがここまで揃うと
より一層目立って仕方がない。
今となっては慣れてしまったが
厄介な事が一つ増えてしまった。
それはAさんだ。
ここまでカラフルな人たちに囲まれても
色褪せる事のない純白の色
そして何よりもその美しさが人を惹きつける。
ファンクラブがあるとかないとか
そんな噂まで立つくらいになった。
そして何より一番驚くのが
Aさんに自覚がない事
これほどまでに人を惹きつけているのに
本人は全く気が付いていない。
鈍感もここまでくると一つの才能だ。
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作者名:杠 | 作成日時:2012年12月26日 22時