【あんスタ】おじいちゃん系王子と無気力王子

4話 凛月side ページ4

Aと別れてからすぐにメール送ったのに兄者の電話優先された。




いつもAから


貴)2人とも同時によこしてこないで。同時に相手するなんて無理だから



ってよく言われる。



兄者とタイミングなんて嫌だけど。






しばらくメール返ってきてたのにいきなりパタンと切れた





いつものことだけど今日はちょっと嫌だった。





泉)あ、いたいた。くまくん、ちょっと



凛)……


嫌すぎてせっちゃんがいることわかんなくて。



とりあえずAのところ行きたくて、無性に会いたくなって





ガタッ





泉)ちょっとちょっと、くまくん無視とかちょーうざぁーい


凛)あ、せっちゃん。いたの？



泉)さっきから呼んでたんだけどぉー？なに、無視してたわけ？




ちょっと気づかなかっただけですぐこれだ。





せっちゃんってめんどい。





あ、いいこと思いついた。会いたいなら会いに行けばいいじゃん。








凛)ねぇ、せっちゃん。
今からさ普通科行こうよ。






泉)は？……馬鹿なの？



凛)大事な用事があるからせっちゃんついてきてよ





泉)嫌だね。なんで俺を無視したくまくんの頼み事なんて聞かなきゃ無いわけ？おかしいでしょ








……ほんとせっちゃんってめんどい






凛)せっちゃんの話もちゃんと聞くし、今日も練習出るからさぁー。おねがーい。



泉)何？そんなに大事な用事なわけ？








凛)うん。







それから10分後




やっとAに会えたのに言われた一言。






貴)なんで普通科のところまで来てるわけ！！！！
凛月！！！





怒られた。





っていうかさー、俺がなんで怒られるの。





無視したAが悪いんじゃん。



凛)会いに来た。っていうか、俺、怒られる理由なくないー？。無視したのAだし。





貴)少し前まで一緒にいたでしょ。
その隣にいる人だって絶対迷惑してるからね。謝りなさい凛月



……Aってほんとミーハーじゃないなー

せっちゃん有名人なのに。




凛)後でね。


貴)今いいなって。ほら。



なんかAには逆らえない


嫌われるのだけは嫌だし



凛)ごめん。せっちゃん



泉)別にぃ。練習出るならなんでもいいから。
つか、くまくんの知り合い？そこの女



そこの女って。


Aわそこら辺の女と一緒にして欲しくないんだけど




凛)俺の幼馴染。そこら辺の女と一緒にしないで



泉)へぇー。くまくんがそんなこと言うの珍しいじゃん。

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