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▽ いい友達 ページ10

「はっ・・・?そ、そんなことしてないわ!!」


確かに、アナタはしてないわ。
でも、周りをみればほら。
私に暴力を振ってきたミーハー共はさっきよりも顔色が悪いみたい。


「嘘は、やめた方が良いですよ・・・?」


テツヤは無表情のまま、手に持っていた機械のボタンを押した。
すると、

『【いいかしら?
アナタたちの役目は、藍沢Aに暴力を降るだけ。
・・・・なんでって、私を嵌めようとして罰に決まってるじゃない!!あっ、やらなかったらどうなるか分かってるでしょうねぇ?】』


いつもの猫撫で声の葛目とは違う、葛目の声が流れてきた。
そう、テツヤが持っていたのはボイスレコーダー。


「な・・・によっ、コレッッ!!!」

『なにって・・・・、紫雨ちゃんの声じゃないの?』
「うるさいッッ!!」バチンッ


痛った。少し、油断してたのかもしれない。
けど、もう許さない。作戦変更よ。


「葛目!お前なにやっ『大輝、待って!』・・・分かった」


さぁ、私に刃向かった罪を償いなさい。

『紫雨ちゃん!酷いよっ、友達だと思ってたのに!
私、ボイスレコーダーのこと少し前にテツヤから聞いてたんだけどね、紫雨ちゃんが困るかなって想って口止めしてたんだよ?
それなのに!!』


あくまでもいい友達を演じる。
少し、本当の事をいれると真実味が出るのよ?それに、人間は悪より正義を信じるの。


「葛目!オマエ、俺たちを騙してたのか!」

「紫雨ちゃん、サイテー。」

「信じるんじゃ無かった。」

現にほら、アナタの家来たちは私の方に傾いてるわよ?


「あ、あぁ!違うのッ、みんな違うのッ!!
私は、いじめてなんかしてないし指示もしてないわッッ!!」


『ウソつきっっ!ねぇ、塩谷さんたち。紫雨ちゃんに言われたんじゃないの?』

塩谷さんたち「ごっごめんなさいっっ!!私たち、Aちゃんのこと好きだから護ろうとしたのに葛目さんに強く言われて・・・・」


もう何も言えないよね、紫雨ちゃん?

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リヒト大好き - めちゃくちゃおもしろい!更新楽しみにしてますね (2019年4月14日 0時) (レス) id: 207c22caf3 (このIDを非表示/違反報告)
なつ - 更新停止中!?あり得ない! 早く続き書いて〜〜! (2016年11月21日 19時) (レス) id: 753bcca2df (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 雪菜さん» まさかの過去に削除された作品と酷似してましたか;;えと、そんなつもりは無かったです;;;; (2016年11月16日 8時) (レス) id: 9fa2d505ad (このIDを非表示/違反報告)
雪菜 - ご気分を害されたなら申し訳ありません…。あくまで純粋な疑問だったので悪意はありませんので…。 (2016年11月16日 0時) (レス) id: a1ff2a9151 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜 - とても面白いです!だけど、一つよろしいでしょうか…?批判するつもりじゃないんですが、補正とか花弁とかペナルティーをすると補正が一つずつ消される、補正付きの自分を本当の自分と勘違いしているというのが過去に削除された悪女主に酷似しているような気がして…。 (2016年11月16日 0時) (レス) id: a1ff2a9151 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛&ゆーりー | 作者ホームページ:http  
作成日時:2015年12月12日 20時

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