帝光中の悪女は狂愛されているようで〜第２章〜【合作 黒子のバスケ】

▼ 計画 ページ27

『補正が消えるのは、元からいるこの世界の住民に危害を加えた場合…か』


｢A…｣


『ふふ。そんな心配そうな表情しないで


私にはさつき達っていう心強い味方がいるのよ？負けるわけないじゃない』



そういってクスッと笑うとさつきは嬉しそうに笑った


どうせなら、最初に消すのは【文武両道】という補正がいいなぁとか神様に頼んでおけばよかったかしら


なんて思いながらも


少しずつ花弁が毟られ慌てる哀れな彼女を想像すると笑いがこみ上げてくる


ああ、どうしよう。早くあの人の花弁を1枚ずつ引きちぎってやりたい


花弁が無くなった花は、雑草として処分されるのがオチなのよ



｢すごく楽しみみたいだね｣


『ええ。…だって、1枚ずつ花弁を引きちぎれるのよ？焦れば焦るほど花弁が無くなるのに気付かない愚かなオヒメサマ

彼女の末路を想像したら楽しみだわ』


｢今日の事は他の皆にも伝えるの？｣


『伝えるわよ。その方が楽しめるじゃない』



ふんわりと微笑むとさつきは少し頬を赤らませながらわかったと言い嬉しそうに笑った


潰しがいのあるオヒメサマだといいなぁ



【ホンモノのお姫様は嘲笑う】

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