帝光中の悪女は狂愛されているようで〜第２章〜【合作 黒子のバスケ】

▼ 出会い ページ23

男子バスケットボール部のブースに着くと、私達は貰った仮入部届けに名前、出身中学、入部希望理由を書きそれをブースで番をしていた先輩に渡す


このブースに私達が来た時から先輩達は少し目を白黒させながら私達が仮入部届けを書く様子を見ていたのだが


…そんなに驚く事かしら？キセキの世代や幻のシックスマンのテツ。そして帝光バスケ部を支えたマネージャーであるさつきと私


このメンバーがバスケ部に入るなんて、当たり前じゃない


だって、バスケが好きなんだもの



『皆。…仮入部届けも出したんだし、そろそろ行きましょう？』



私が微笑んでそう言うと頷き、ブースから離れ歩き出す


あはは。そんなに睨まないでくださいよ


ブースにいた藤色の髪をした美少女の部類に入るであろう先輩の鋭い視線が私に突き刺さる


綺麗な藤色の髪をしていて、美少女であるからさぞかしモテるのだろうがミーハーなのね


でも、それを隠す程の演技力を持っている


…ふふっ。少しは楽しめそうじゃない


私は、征達と談笑しながら歩く中口元に弧を描かせた




【オヒメサマとの出会い】

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