【オリジナル】紅月の少女【学園マジカルファンタジー】

３５話 ページ46

パカッと開けたAの弁当に隣にすわるレルラが口を開いた

レ「うわぉ・・・これAが作ったの？」

『え、うんそうやで？』

心「ｼﾞｰ(´・ω・｀)」

『な、なんだ』

いつのまにか隣のベンチに座っていた心結が目の前に来て
Aの弁当をガン見

心「これほしい1個(´・ω・｀)ｷﾗｷﾗ」

と目を輝かせ、弁当の中の肉詰めピーマンを指差す

『これ？ええよ』

心「っしゃあ！もらうぜ」

モグモグと肉詰めピーマンを口にする

心「うまぁー、さすがAの作る弁当うめぇｗｗｗ」

レ「じゃあ私はこれをもらおうかな」

と言い終わる寸前にレルラがAの弁当から
卵焼きをつまむとそれに続き隼人がタコさんウィンナーを取る

隼「もらいー」

レ「おぉ、うまい！」

涼「じゃあ俺は野菜炒めをもらおう」

『おぃぃぃぃ！？何便乗して人の弁当から具材抜き出してんねん？！』

隼「いやぁうまそうだったもんで」

涼「うまいな」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

『おいいいい！？うまいとかはまぁええねんけどな？！』

悠「Aは料理上手だしねー」

春「この前もらったガトーショコラも美味しかったよね」

心「うまかったなー」

『っそかー』

悠「お兄さんのも作ってるんでしょ？？」

『そうやでー、自分の作るついでになー』

一方その頃吏道たちは＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

和「あー腹減った」

吏「もうさっきからずっと腹なってるよ俺」

和「お前弁当だろ？先に席とっときてくれ、俺学食かってくる」

吏「あぁ、わかった」

と、和久と別れ、席を探すため吏道がキョロキョロしていると

モブ男「おーい吏道！」

吏「あ、モブ」

モブ和「席探しか？」

モブ貴「どうせ和久と二人だろ、ふたり分空いてるからここ座れよ」

モブ武「お、弁当か」

吏「じゃあ遠慮なくｗｗ」

モブ武「和久は？」

吏「学食買いに行ったぞ」

モブ和「いいなぁお前、妹さんの手作りだろー」

モブ男「うちなんかお袋が朝金渡してくるだけだよｗ」

吏「いいだろぉ〜ふははっはｗｗ」

と自慢げに話していると、後ろから和久の声がした

和「おまたせーって、モブたちもか」

モブ男「なんだよｗｗｗ」

吏「何買ってきたんだ？」

和「味噌ラーメンとミニチャーハンセット」

吏「うまそ」

和「お前はAちゃんの手作り弁当があるじゃねえかｗ」

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