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武田「今回福沢高校の3人に、各学校に一人ずつ加わってもらいます」
日向「…どういうことだ?」
影山「………判らない」
太宰「はい、自己紹介ね。
私太宰治、3年。宜しく〜」
中也/A「!!!」
潜入捜査だと云っておろうに何故本名を明かす。莫迦か?それとも阿呆なのか。そう云わんばかりに太宰を見たのは中也とAのマフィア組。
さらっと年齢詐称をしたところは流石だ。
中也「…俺ァ中原中也。3年」
身長と学年のギャップに驚き、皆が固まる。それを見て中也が鬼面を装備した。
遮るように敦が口を開く。
敦「僕は1年生の、中島あつ_」
太宰「ん?敦君は今18だから、3年生だよね?私と中也の同級生だよね?冗談キツいよー!」
敦「あ、ああ間違えた!あはは!3年生の中島敦です!!!」
敦は初めて上司を睨んだ。よくも余計なことを。怪しまれたらどうするんですか。
太宰は敦の眼力に肩を縮めて、消え入りそうな声で「面白そうだから良いじゃなーい…」と溢した。敦は初めて上司を心から疑った。この人が本当に中也さんの相棒?
鏡花「私は泉鏡花、1年生。よろしく」
A「…十六夜A、2年です」
武田「では、太宰君は烏野
中原君は音駒
中島君は梟谷のチームに入ってもらいます。
…何か質問はありますか?」
山本「はい!マ、マネージャーのおふたりはどうされるんスか!」
黒尾「梟谷も烏野も女子マネふたりずつ居んだから〜、ふたりとも音駒で良くないスか〜?」
武田「じゃ、じゃあ十六夜さんと泉さんは、音駒のマネージャーとして動いてもらいます」
Aは周りに聞こえないように舌打ちをした。音駒には中也も入る。それは問題ない、寧ろ最高である。先程から音駒のモヒカンの男が自分と鏡花を見比べては眩しいものを見るかのように目を細めるのだ。ああいう奴は心底苦手だが無視するに限る。そう考えての舌打ちである。
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蟹江(プロフ) - あまねさん» ありがとうございます(o;д;)oウワァア((深夜で頭沸いてますゴメンナサイ (2020年8月25日 0時) (レス) id: 5573998c0c (このIDを非表示/違反報告)
あまね - 完結おめでとうございます(遅い)!この作品文ストの中で一番好きです!!しかもハイキューとのクロスオーバー……面白かったです!!こんな素敵な作品をありがとうございました! (2020年8月24日 21時) (レス) id: 138e71a309 (このIDを非表示/違反報告)
蟹江(プロフ) - 花蓮さん» 最後まで読んでくださりありがとうございましたo(*⌒―⌒*)o続編は…無理そうかもです(´ヘ`;)稲荷崎方言だからニガテ… (2020年7月24日 15時) (レス) id: 5573998c0c (このIDを非表示/違反報告)
花蓮 - 完結おめでとうございます!!!ずっとこの作品を読むのを毎日の楽しみにしていたので、寂しい気もしますが、嬉しいです。稲荷崎の続編も蟹江さんが良かったら、是非書いて頂きたいです!!これからも更新応援してます。 (2020年7月24日 13時) (レス) id: 65f516d7e9 (このIDを非表示/違反報告)
蟹江(プロフ) - 鏡月夜紅さん» かけもち作品減らそうと思って無理矢理終わらせましたすみません( ノД`)…続編も書きたいけど余裕がない!気が向いたらまたクロスオーバー書きたいと思ってます(°▽°) (2020年7月19日 11時) (レス) id: 5573998c0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蟹江 | 作成日時:2020年4月21日 1時