行動 ページ36
愛姫side
愛姫「厳密には長船かもしれないけど、違うよ？」
主「はぁー。そういうことじゃないんだよ」
次郎「性格がって話だよ」
加州「うわ！もうこんな時間。お肌に悪いから早く寝るよ」
乱「はーい。おやすみー」
愛姫「おやすみ」
主「おやすみー」
主「はいはい。愛姫起きてー」
愛姫「うむぅ。まだ寝るぅ」
乱「起きてメイクするよ！」
愛姫「しなくても、いい。寝るから」
次郎「いつも思うけど、あんた、朝弱いねぇ」
加州「とりあえず無理矢理体起こせば起きるでしょ」
主「ほら、起きてってば！」
乱「洞窟にいたとき、すんなり起きて珍しいとは思ったけど、寝れてなかっただけだね！？」
愛姫「寝てたよ。一応」
乱「まったく。・・・起きて着替えて！」
主「私手伝うよ。ほら、そこ三人は出てて」
加州「はーい」
加州たちが部屋を出ていく。
主「あーあ。伽羅ちゃん、可愛い愛姫見たいと思うなぁ。なのにこんな寝坊助さんじゃなぁ。可愛くできないなぁ。かわいそうだなぁ」
昨日のことを思い出して、一瞬で目が覚める。
愛姫「お、起きればいいんでしょ！？」
主「はーいおはよー」
愛姫「おはよう！！」
パッと着替える。
主「入っていーよー」
メイク道具を持った加州たちが入ってきた。
それから数十分。
主「は？可愛すぎるんですけど」
加州「これであの能面を破壊できるでしょ」
乱「ほら、行くよ」
愛姫「先行ってて！髪結んでから行く」
次郎「ふーん。大倶利伽羅から貰ったの使ってかい？」
加州「うお！一瞬で顔赤くなるじゃん」
愛姫「何使ったって良いでしょ！」
乱「はははっ。先行ってるね」
部屋の鏡を見ながら、髪を結う。
そういえば、龍のチャームが付いてるんだっけ？
・・・うん。これはみんな気づくね。
伽羅の首飾りにそっくりな龍のチャーム。
いつの間に付けたんだろうね。
広間に行くと、早速伽羅に会った。
愛姫「おっ、おはよう」
伽羅「・・・使ってくれているんだな」
愛姫「え？」
髪結い紐にそっと触れる伽羅。
愛姫「あぁ。せっかく貰ったしね。使わなきゃ悪いと思って」
伽羅「そうか」
立ち去ろうとする伽羅。
何を思ったのか、ピタリと立ち止まり
伽羅「今日は、いつもよりずっと可愛いな」
そう言って立ち去っていく。
愛姫「・・・これだから、伊達男は」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：兼さんの耳飾り | 作者ホームページ：http://yuzunoki
作成日時：2023年4月4日 20時
