問題です、私は誰の妹でしょうか？【文スト×暗殺教室】

妹。33 ページ35

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第一、一番私を探しに来そうなのは殺せんせーだ

誰もここへ来るとは思うまい。



何故ここへ来たのか。

別に思い出を掘り返そうとしたわけではない。



『油のにおいがする』

ガソリンか灯油か似たような臭いがした


勿論と言っていいほどカビ臭いような鼻を衝く臭いもある。




ガラクタに埋もれ私は冬眠するかのように目を閉じた。




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「みつけた」


何らかの拍子に手首を捕まれ私は勢いよく立ち上がる。

顔が逆光ではっきりと見えない。



私を見つけたその人は少し笑うと言った。



「ちょっと詰めが甘かったですね」



その人は話を続けた

「見るからに単純そうだったので貴女に発信機をつけさせていただきました」



直線状に位置する太陽は雲の中へと隠れていく。

逆光もなくなり顔が露になる



『フェージャ…?』

「現れたのがぼくでがっかりでしたか?」




捕まれたままの手首を離してくれそうにない

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