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第37話 ページ41

『…』


チャンピオン·ダンデ


どうしてここに


ダンデ「何を、しているんだ?」
『…ッいいえ…何も』
ダンデ「ボールに触れて何をしようとした?」


スっと目を細めるダンデ
その横では彼の相棒のリザードンが威嚇の唸り声を上げていた


『…見慣れないエンジンシティにソワソワしていた子を落ち着かせてました』
ダンデ「…そうか」
『…』
ダンデ「君が確か、マレディクシオン家の者か」
『!』
ダンデ「どうやって推薦状を手に入れたんだ?」
『…リーグ関係者の中に…知り合いが居たらしいので』
ダンデ「…」


Aを見つめるダンデの目は変わることなく冷たいものだった


『ッすみません…急いでいるので』


息苦しい緊張感に耐えきれず、Aは軽く会釈をしてジムへ行く為の昇降機へと歩き出す


ダンデ「俺達は見ているからな」
『!……』


Aの背にダンデの声が刺さる
止まりかけた足をなんとか動かし、昇降機へと乗る



『…はぁ』



流石チャンピオンと言ったところか


オーラというか、圧がすごい
うん、まぁお父様程ではないんだけど…


でも極力関わりたくは無いな


カタカタカタッ


『ホギャッ!?』


ぼんやりと考えていたら勢いよく昇降機が動いた


なんだこの浮遊感
怖いわ


『……』


チャンピオンといい昇降機といい…幸先いいスタートとは思えない
いやまだスタートすらしていないんだけど


開会式は明日だ






──

A:昇降機で胃がでんぐり返った
あれは人間の乗るものでは無い
なんか勘違いされた


救いようの無い方向音痴:どっかのチャンプ同様盛大に勘違いかました
正義感強過ぎるのも考えものですな!


パルキア:『今度ワタルさんの時みたいな事したら捕まえてシロナさんの所に送っちゃうから!』と言われ自重するようになった(個人的には捕まるのは別にいいけど違う人のとこ行くのはイヤだもんピエん)
Aに超ガン飛ばしたチャンプにりゅうせいぐん落としたかったけど我慢した。褒めて♡


《Aの愉快な手持ち達》
アーマーガア:練習がてらボール投げしてたのがあらぬ方向に飛んで行き、ココガラにクリーンヒットした
めちゃくちゃ謝られて逃げていいよって言われたけど「こいつはほっといたらいかん」と思い、手持ちになった

サザンドラ:モノズの時に無理やり連れてこられた
Aが逃がそうとしてくれたが彼女から悲しい匂いがしたのをきっかけに、「俺が守らな誰が守る!」と手持ち入りした
主人大好きすぎてつい突進しちゃう

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ユキ - 等身大カビゴン雪だるまってw雪だるまの下り面白い (2022年10月26日 20時) (レス) @page35 id: 785e1889ff (このIDを非表示/違反報告)
みずの - このシリーズに今まで出会えなかった事が悔やまれるほどに面白くて素晴らしい作品ですぅ....(泣)))ありがとうございますぅうう""" (2021年6月21日 14時) (レス) id: f49d756fab (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - パルキアの心の声?みたいなのがすごい好きで一人で笑ってます! (2020年10月25日 19時) (レス) id: 2cbd1529ad (このIDを非表示/違反報告)
さたぽ - 人物紹介?なのかな?それがめっちゃ面白いんですがwwwww最高ですねwwww (2020年6月7日 13時) (レス) id: ac2614cbe5 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - もしやTRPGやってます…?SAN値チェック出てくるたびに笑いを堪えてます…! (2020年2月29日 19時) (レス) id: cf2a49dd6e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒梨 | 作成日時:2020年2月10日 19時

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