第4話 ページ6
─ドイツ･某所──
とあるジェット機が先程シュトゥットガルトにて暴れていたロキという神を乗せて上空を滑空していた
しかし突如、閃光が走り雷が落ちる
雷の音は徐々に近づいて行き突然機内に長髪の男が侵入し捕らえていたロキを連れ去ってしまう
そのまま男はロキを連れてどこかの林の中に着陸する
この男の名はソー･オーディンソンと言い、ロキの血の繋がっていない兄でありアスガルドの王位継承者だった
｢4次元キューブは何処にある｣
｢嗚呼、会いたかったよ兄上｣
ソーはロキの胸ぐらを掴み険しい表情で問いかける
しかしロキは何処吹く風といった様子でのらりくらりと話を躱し、緊迫した空気が辺りをのむ
何度か押し問答を繰り返し、やがてソーはロキの肩を掴み頬に手を添える
｢戻って来い、やり直そう｣
｢ｯ…もう遅すぎる｣
ソーはロキが地球を侵略するのを防ぎ何とか共にアスガルドに戻ってまた1からやり直そうと説得をするもロキは一向に話を聞く気がない
痺れを切らしたソーはロキから手を離し先程より声を大きくし…
｢いいかよく聞け弟よ、俺h｣
ガッシャ──────ン！！！！ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ！！
そしてどこからとも無くカートが現れソーを轢きながら目の前をものすごい速さで横切った
｢…………聞いているが??｣
今何が起きた？
ソーが一瞬で吹っ飛んで行ったが？？
吹っ飛んで行ったというか轢かれてなかったか？？
何が起こったか分からないといった顔でソーが吹っ飛んで行った方へ顔を向ける
｢??｣
そこには何やら沢山の荷物を乗せたショッピングカートのような物の下敷きになっているソーと、カートを押していた張本人であろう少女が1人
｢…何か当たった気が…ﾊｯ、やっと出れた！！って暗っ！！ここ何処！？｣
少女は顔を上げるとキョロキョロと辺りを見回し叫んだ
思わずﾋﾞｸｯとしてしまうロキ
｢何処ここ…森の中？何で？？門のバグでも起きたか？？……ギャアｯ！！｣
その場から少女の様子を見ているとしばらくうろちょろした後どうやらようやく自分がソーを轢いてしまった事に気が付いたらしい
｢え待ってやばいやばいやばいえ！？どうすんのこれどうすんの！？！？見知らぬ土地に出てしまった挙句カートで人を轢き殺しちゃったよ！？！？！？｣
待て待て死んでない
まだ息してるからほら今呻き声上げてたじゃん勝手に殺すな
思わず心の中で突っ込むロキだった
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ななし(プロフ) - まじで続きが楽しみすぎる 洗濯機くっそ笑った 文字通り腹筋崩壊した( 'ω')ﾌｧｧｧｧｧｧｧｧｱ!!!!!wwww (2023年4月20日 20時) (
レス) @page43 id: fe2edfb663 (このIDを非表示/違反報告)
レン - さすがスリザリン、手段をとわない (2022年6月11日 9時) (レス) id: 8616f4c221 (このIDを非表示/違反報告)
華衣(プロフ) - さすがスリザリン (2022年5月26日 22時) (レス) @page25 id: 648bde2b57 (このIDを非表示/違反報告)
リゼ - ポケモンを最新してください！お願いします！ (2022年2月10日 8時) (レス) id: 590b5b1374 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin 本家壊れた - 本当に面白い作品です！1日1回は確認して来てしまいます(( 陰ながらも応援させていただきます！ (2022年1月23日 1時) (レス) id: e2abc69916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2021年9月18日 21時
