ツイステの世界で想い見つけたい少女 (ページ9)

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少女の同級生ページ9

マレウス「…リリア。」

リリア「…マレウスの言いたいことはよくわかるぞ。Aはとても良い子じゃ。本当に…」

なんでそんなに驚くんです？？？

先輩後輩とか…あるものでは？

マレウス「お前は僕を恐れない。…良い友人になれそうだ。」

A「私がドラコニア先輩の友人なんて…先輩にはそんなこと…」

リリア「A。マレウスのことを頼んだぞ。」

A「え、だからあの…」

そのとき、ドアが開く音がした。

？「…親父殿？」

入ってきたのは超絶美！って感じの男の人。

サラサラの銀髪に、オーロラ色の瞳。

そして、美形。

ここは、顔面偏差値高くないと入れないの？

？「…そちらの、方は？」

私の方を目を見開かせながら見ていた。

ここ、男子校だもん。女子がいたら驚くよね。

A「A､如月です。Aと呼んでください。」

シルバー「俺はシルバーだ。よろしく。」

シルバー先輩かぁ。めっちゃ美形！めっちゃ美形！

リリア「おっと。そろそろ行かなくてはな。シルバー、マレウス、A、行くぞ。」

出発して早々ドラコニア先輩が言った

マレウス「そういえばセベクはどうした？」

？セベク？？？

？「おはようございます、若様！！！！リリア様！」

…声デカっ。

リリア「あやつはセベク。Aと同じ一年生じゃ。何かあったらセベクを頼ると良い。」

マレウス「セベク、Aのことを守ってやれ。シルバーもだ。」

セベク「…人間！！若様に何の用だ！！！」

えっ、いきなりそんなこと言わなくても…

A「私はA・如月です。Aとお呼びください。」

リリア「Aは女子でありながらこの学校にやって来た。男子校に女子1人は大変じゃろう。そのようなとき、2人が力になるのじゃ。」

そんなに守ってもらわなくても…私戦いますよ？

シルバー「マレウス様の護衛は？」

マレウス「僕はいい。しばらくの間はAの方へ行ってくれ。」

こんなに優しい先輩がいるんだ…

A「良いのでしょうか…？ドラコニア先輩は立ち振る舞い、口調から察しますと高貴な身分だと思ったのですが…そのような方の護衛を私につけるなんて…」

マレウス「僕は自分で何とかできる力がある。Aに何かあったら困るからな。」

力…？？魔力ってやつのこと？

リリア「では放課後にまた会おう。」

と言って、解散。初めての学校だ。