少女のお昼休み ページ15
リリア「…それで、同じクラスの人と分かり合えたと？」
呆れ顔でリリア先輩は言った
あのあと、セベクさんにすごく怒られた…危ないからって。
今はリリア先輩からお説教…
A「すみません、男子校だから弱肉強食の世界なのかと思い、つい…」
リリア「…否定は出来ないが…」
今はお昼休みで昼食をとっている。
お金は無いのでリリア先輩達が出してくれて…本当に申し訳ない。
お金の面に関してはこれから曲を作って、どれくらい再生数伸びるかによるけれど…まぁ、私の頑張り次第ってところかな
リリア先輩はセカイでのことになにも言ってこない。
なにを考えているのか分からない。
シルバー「…あまり危険なことはするな。」
A「すみませんでした。」
リリア「まぁ、それはもう良い。それより…」
そう言ってリリア先輩は私達より20メートル以上先のグループの方を向いた
リリア「ワシらの話をしているようじゃ。新入生もおるな。挨拶にでも行ってこようではないか。」
瞬間、リリア先輩は消えた。
A「え、魔法って、こんなこともできるの？すごすぎない？」
セベク「？当然だろう？リリア様だからな！」
A「いやそうじゃなくて…私がいたところでは魔法なかったんだよ！」
その瞬間、2人の目が点になった。
しかし、すぐに元に戻って、20メートル先を睨みつけていた。
そんなに睨みつけて何をしているの？？
セベク「…あとでじっくり話は聞こう」
シルバー「…そうだな。今までの言動…これで繋がった。」
リリア「帰ったぞ〜…どうした？そんな暗い雰囲気で。」
A「…さあ。私にもさっぱり」
セベク「人間！！お前のことだ！！！」
A「そうなの？何処に対して？」
シルバー「おや…リリア先輩。Aの故郷では魔法はなかった、と。」
リリア「ふむ…魔法がない国…聞いたことがないな。」
A「私は日本で生まれました！東京に住んでます！宮益坂女子学園という学校に通っていて、一年生、学級委員長で、弓道部所属です。 私は此処に来る直前は学校帰りでした！」
…ここに来る前、私は学校帰りだった…でも。それしか覚えていないの。
リリア「…ニホン、聞いたことのない地名じゃ。学園長にそのことは伝えたか？」
A「いえ。もう1人の方と話していたので。それに、寮分けされたのならそのまま頑張れ、と。」
その瞬間、3人の顔が険しくなった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 160人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レインボーローズ | 作成日時：2021年9月11日 12時
