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「俺…………正直、JUMPがデビューした時に…本当は辞めようと思ったんだ……もう俺らには無理だって……俺よりも若くて…後から入所した奴が先なんて……俺なんかには無理なんだって言われてるみたいで……」
俯いたまま言葉を選ぶ様にゆっくりと話出した藤ヶ谷
俺の知らない藤ヶ谷の過去の傷…
「頑張って努力したって……何も変わらない……そう思ってた…」
震える声から藤ヶ谷の思いが痛いほどに伝わってくる
「今も…デビュー出来るって……嬉しいのに……怖い……」
正直な藤ヶ谷の言葉
お前が不安な夜ならただ隣にいるから
「藤ヶ谷の抱えてる事…俺の知らない藤ヶ谷の事教えてくれないか……?」
過去の傷も俺が癒していくから
言葉を隠さないで欲しい
藤ヶ谷の手に手を重ねると俯いた顔を上げて俺を真っ直ぐに捉えた瞳は不安を隠す様にゆらゆらと揺れていた
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作者名:ゆうにゃん | 作成日時:2019年8月23日 23時