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何度も愛梨に連絡するけど、出てくれない。
こんな形で愛梨と終わりなんてイヤだ…
美『…裕くん。そんなに必死になんないで。似合わないよ…』
「………美月は俺の為にいなくなったんだよね?
だったら、俺の幸せを願ってよ…
俺は美月の幸せを願うから……俺の前からもう1度いなくなってよ……」
どれだけヒドイ言葉を美月に投げかけてんだろう。
もう1度いなくなってなんて……
美月がどんな思いでいなくなったか知ってるのに。
どれだけ美月が弱い子かわかってるはずなのに。
美『…私はもう裕くんには必要じゃないのかな?
もう愛してもらえないの?戻れないの…?」
美月の言葉が響かなかった…
前の俺だったら、どんな事があっても美月を受け入れられたのに。
きっと会ったら、美月に心が戻ると思っていたのに
愛梨のあんな悲しい顔を見たら、苦しくなった。
「今の俺には愛梨が必要なんだよ…」
美月がふわっと笑って、俺の頬を包んだ
美『ずっと裕くんの幸せだけを願ってたよ…私がいない方が幸せになれるんだね。
これで本当にさよならだね……裕くん。
出会ってくれて、ありがと。』
そっと唇を重ねてきた。
「…さよなら、美月。」
本当にありがとう。心から美月の幸せを願うよ。
さよなら、俺の愛した人…
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ここまで読んで頂きありがとうございます。
パート2に移行します。
まだお星様を押していない方は、最後に押していただけると嬉しいです☆☆
みっくんカラーで次に進むのが作者の想いです。
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作者名:るぅ☆ | 作成日時:2017年5月27日 21時