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『…玉森さん、ムリに今の彼女さんを好きになろうとしてないですか?』
なろうとしてる。わかってるよ、でも愛梨を好きになりたいんだ。
「…それは、、、ダメな事なの?愛梨を好きになる事は…いけないの?」
北「ダメじゃないよ、でもさ…俺は美月ちゃんとやり直して欲しいんだよ。」
藤「北山、、それは俺らが決める事じゃないんじゃない?自分の意見を押し付けるな。」
冷静なガヤが静かに口を開いた。
北「わかってるさ。でも、美月ちゃんが辛すぎるだろ?玉だって、あんなに美月ちゃんの事好きだったじゃないか…
俺は、悔しいんだよ…俺たちは普通の恋はしちゃいけないのかよ。」
ミツの気持ちが痛い程伝わってくる。
でも…愛梨を幸せにしてあげなきゃって思うんだ。
美月の事、本気で愛してた。誰よりも…
prrrr…prrrr…
愛梨からの着信、、、
北「玉!」
「…もしもし、愛梨。ごめん、今日はまだ遅くなりそうなんだ。」
俺の携帯を…ミツが奪った!
「ミツ…!」
北「もしもし、こんばんは愛梨ちゃん。玉と同じメンバーの北山です。遅くまで玉を連れ回してごめんね。
愛梨ちゃん、これから言うお店まで来て欲しいんだ。お願いできるかな?」
ミツの行動がよくわからない。どうしてこの場所に愛梨を呼ぶんだ?
藤「北山、何やってんだよ!」
北「愛梨ちゃん、来るって。ハッキリさせようよ…きちんと話したがいい。」
きちんとって、、愛梨に何話すんだよ?
美月とお互い好きなまま別れさせられて、誤解が解けたから、愛梨とはもう付き合えないとでも言わせるつもり?
北「俺、美月ちゃん連れ戻してくるから。」
「待てよ!俺が、、、俺が行ってくるよ。」
美月と何を話していいかわからないけど、俺の問題だから。
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作者名:るぅ☆ | 作成日時:2017年5月27日 21時