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*
『じゃ、また…』
「うん。寂しくなったら、またおいでね。」
『はぃ。』
バタンと閉まった瞬間、やっぱり寂しくなった。
誰かがいるって、いいもんだな。
また来てくれるのかな?
*
連絡を取ることなく1ヵ月が過ぎた。
Aから連絡くると思ってた…なのに全くなかった。
恋人なわけじゃないから、連絡取らないのも普通だよな。
北「玉さ、最近携帯ばっか見てんな?誰かから連絡待ち?」
「別に、、、今日はどの女がいいかなぁーってね」
二「なになにー。玉、女に困ってんの?紹介しようか?」
お前だけは嫌だね。面倒くさい女連れて来そう。
「遠慮しとく。」
ニカが、ガチャガチャうるさい。
二「すげー可愛い子いるんだよ!胸も大っきいの!会ってみなってー。絶対玉の好みだから。」
北「たまにはいいんじゃない?行ってみれば?案外好きになるかもよ。」
ミツは、早く次に進んでほしいみたい。恋に臆病になった俺を見てられないんだろう。
「すぐできるの、その可愛い子?」
二「そりゃ、玉が誘えば着いて来るんじゃない?」
北「玉ー、ちゃんと付き合ってからしろよ?一晩だけで撮られだら痛い目にあうかんな!」
最近、そういう関係になった子がいるんですけど…
それは言えないけどね。
二「その子、優愛ちゃんって言うの。」
「優愛ちゃん?それって、読モの優愛?」
二「そうそう、玉知ってるんだ!目付けてたの?」
そういう訳じゃないけど、最近よく可愛いって噂されてたから。
見た事ないけどね。
「目付けてないよ。可愛いらしいね。」
二「よし!決定ね。優愛ちゃんに連絡しておくね。
ここだけの話だけど、玉のファンらしいよ。」
ファンに手は出せないだろ…アホか。
「俺は行かないよ。」
二「ダメダメ、もう連絡しちゃったから。優愛ちゃんすげー喜んでる。ねっ、お願い。」
手をパチンと合わせ、お願いしてくる。
多分、ニカは優愛ちゃんって子の友達が気に入ってるんだろうな。
「顔だけ出したら帰るからな!」
二「玉ー。ありがと。」
*
まさかその優愛ちゃんの友達がAだとは、まだ知らなかった。
*
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作者名:るぅ☆ | 作成日時:2017年5月27日 21時