yuyuの箸休め.*･ﾟJYJ shortstory 3

ルール ページ26

担当の人が、もう先に着いてて、

部屋の中に入った。


諸々説明や契約書の確認を済ませてると

トラックも到着して、見慣れた家具が運ばれてく。




・



あっという間に、

同じ中身の私の部屋が完成。



寝室にエアコンも取り付けて、
今日からここで寝るのかぁ。


ダンボールの荷解き……大変そうだな。



ゆっくりやればいいか、年内には終わるように。





業者さんが帰り、

取り付けた照明をつける。



JJ「完成！」



やっと、キャップもメガネもマスクも取ったジェジュンの顔は

やっぱ楽しそうで、嬉しそう？


むぅ……

偶然だよ、ってさすがにしんどいか。





「………ジェジュンは、本当に嬉しかった？」


JJ「え？」


「私が勝手に、ジェジュンの近くがいいな、って
思って、ここに決めて。
相談しようか迷ったんだけどさ。

そんな雰囲気でも無かったくせに(笑)
引越しも、知らないうちに済ませようと思ってたのにね？

実は近くに越してましたー！なんて(笑)
ちょっと怖いかな、って思ってた。

私そういうのするタイプじゃなかったし、
けど私がジェジュンちに行くことないから。

ジェジュンが、少しでも楽に来られるほうがいいかな、って思って、ね。」





・




結局全部、ぶちまけちゃった。




JJ「嬉しい、すげー嬉しい！
正直、遠くて(笑)

明日早いからなー、とか。

ちょっと時間あるけど今からじゃなー、とか
今までも結構諦めたことあるし。

俺ん中で決めてたルールあって。

仕事、ファン、A、に優先順位とか、決めないでおきたいって思ってて。

そう考えると、どれかを1番にってなくて。」



「あぁ、うん。」


JJ「それって、実はAにとって酷いことしてるかも？って思ったこともあったけど。

どれかが大きくなるのも、どれかが小さくなるのも嫌で。」


「うん、知ってるよ、私も同じように思ってた。」


JJ「ほんと？だから、甘えてた、Aに。」


「いいの、それが正解！
だから、少しでもジェジュンがやりやすいように、って
思っただけ。

時間と交通費、無駄にして欲しくなかったし(笑)」



JJ「無駄とは思ってなかったけど！
これからは近くにいる、って思うだけでも
嬉しいし、幸せ。

あとは、Aがそんなこと思ってくれてたのも知れて

それが一番嬉しい。」



うん、本当にそう思う。




「けどね？
私が、ちゃーんと、そう思ってジェジュンの事考えて
大切にして、悩んでたこと……気付いてよ、って拗ねてた」

わかってよ、わかれよ→←結局…ジェジュン

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