検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:2,166 hit

2 ページ2

緑色の葉をまとった木々。


ザーと音をならし流れる川。


少し錆び付いた赤色の橋。


私、AAはこの橋を飛び降りようと思います。


いや、別にこれで死のうなんて思ってないよ?

ただ、暑いからっていうだけで。

因みに、只今の気温32度です。

こんな暑い日に川に入らない人なんていないと

思う。

まあ、こんなところを姉ちゃんに見られたら人

を殺せるレベルの顔して怒られるだろうけど。


そんなことを考えながら私は右足を前に出す。


すると、後ろから男の声がした。


?「ねえ、そこの2年生。そんなところに立ってたら危ないよ?」


聞いたことある声だと思い、振り返ると…


ななもり「あ、誰かと思ったら会長の妹さんじ
ゃん。こんなとこで何してるの?」


「あ…ななもり副会長じゃないですか。別に、暑いから川に入るだけです。」


そう言うと、ななもり副会長はふーん。と言い

橋と川を交互に見た。


ななもり「この高さは危ないよ。」


「でも、その分気持ちいい」


ななもり「へぇ〜。」


数秒沈黙が続く。

わ、私何か変なこと言った?

そう考えているとななもり副会長は私の横に立

った。


「…」


ななもり「おぉ…、思ってたより高いな」


「怖くないんですか」


現に足震えてるし。


ななもり「んー、まあ、怖くなくはないかなw」


「大丈夫ですか、それ。」


ななもり「大丈夫じゃないかも」


「やばくないです?早く降りた方が」


そう言いかけた途端ななもり副会長は私の手首

をギュッと掴んだ。


ななもり「人ってさ怖いことも2人なら怖くない
んだよ」


「は?…もしかして」


そう言うとななもり副会長は私の手を引き川に

飛び込んだ。


ジャッパーン


「プッハ はあはあ」


ななもり「ブハッ はあはあ…ッあ〜やっぱ怖かっ
た〜!大丈夫?」


私は拳を握り笑みをつくる。


「…大丈夫なわけないでしょがー!!」


ボカッ


ななもり「いってー!」


「いきなり何なんですか!さすがに私も少し吃驚しました!怖かった!」


私は頬を赤く膨らます。

すると、ななもり副会長は少し笑ったあと「ご

めんね?」と言った。

あぁ、可愛い…。


「はぁ、次からはやめてくださいね」


ななもり「はーい」


この時には気付けばよかったのかもしれない。


?「藤花君?A?こんな所で何してるのか
な?」


げ。この声は…

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.7/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:すとぷり , さとみ , ころん
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆなは - 続きが気になります!更新頑張ってください! (2021年5月12日 13時) (レス) id: cc7868e308 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夜乃 | 作成日時:2020年8月2日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。