壱ノ二十二ノ巻 ページ3
A「う゛っ…」
やべ、全身イテェ…
軽く(軽くどころじゃなかったけど)ぶつけた後頭部抑えながら
体に負担がいかない様にゆっくりと立ち上がる
A「ある程度は消し飛んだか…?」
瓦礫が散乱する部屋を見渡していると
あのクソ長い廊下的な所に繋がる入り口ら辺から、咳き込む声がした
声のする方に移動し、壊れかけの扉を開けるとそこには
A「一輝君…!?」
頬に少し砂が付いた一輝君がいた
後ろに誰もいないから、妹ちゃんはきっと村の方だろう
そう思案していると、目の前の一輝君が目を見開き、叫んだ
一輝「お姉ちゃん!!!後ろ!!!!!」
一輝君の叫び声に思わず“しまっ…!”と慌てて後ろを振り返る
信乃「この…ガキィ!!!!!!!」
信乃が突き出した小刀が俺の腹に刺さった
A「っ!」
腹の痛みに少し顔を歪ませながらも、その場で左足を軸にして、回し蹴りを繰り出す
信乃を吹っ飛ばしたところで、一輝君に、顔を向けずに叫ぶ
A「一輝君!むらの人達に、こう伝えてくれ!
『この村を燃やす!燃え移らないよう耐えてくれ』ってな!」
一輝「っ、わかった!!」
後ろで、走り出す音がする、と、共に
「待てコラこのチビ!」
と叫び声が聞こえたので、反射的に振り返り
振り返った勢いで、苦無を一輝君……に斬りかかろうとした生き残りに向けて投げる
驚いた顔でこちらを向く一輝君に、小さく頷き
村に帰る一輝君とは反対方向の
信乃が逃げていった方…村の奥地へと足を速めた
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夕闇 優也 2号←(プロフ) - てんむすさん» 待たせてしまい本当に申し訳ございません!ありがとうございます!今後とも宜しくお願いします!! (2018年9月1日 19時) (レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - 待ってました!更新楽しみにしています、頑張ってください! (2018年8月29日 15時) (レス) id: ffb92c21ef (このIDを非表示/違反報告)
夕闇 優也 2号←(プロフ) - 深雪さん» あぁぁぁぁ返信とてつもなく遅れてしまい本当に申し訳ありませんんん!!!!ありがとうございますそのお言葉だけで今後の更新の励みになりますぅぅぅぅ!これからも応援よろしくお願い致します!!!! (2018年8月26日 23時) (レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - とても面白いです!更新、頑張ってください(≧▽≦) (2018年8月7日 11時) (レス) id: 2f5af6b4dd (このIDを非表示/違反報告)
夕闇 優也 2号←(プロフ) - CANさん» あぁ、その言葉で今凄い救われました……。読者の皆様をどう作品の中に引き込むか試行錯誤を繰り返して良かったです……今後とも宜しくお願いしますm(_ _)m (2018年4月8日 18時) (レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
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