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壱ノ三十二ノ巻 ページ13

A「ぜん、めつ…」



荒城が言った“全滅”の言葉を、小さく繰り返す






荒城「あぁ…数年ほど前にな、崩壊し始めてたんだ」


A「、、そ、う…だったのか…」




思わず俯いて、寝ていた布団のシーツを握りしめる



その時、手が伸びてきて、俺の頬を撫でた。

、、、え?撫でた???



A「かず、き…く…?」

一輝「お姉ちゃん、哀しそうだよ…にーって、笑って?」



必死に“にーっ”と言っている一輝君に


A「、、、っ、ふっ」



小さく笑って、視界が歪む中、一輝君を撫でる





一輝「お姉ちゃん、悲しいの?ボクが、ぎゅー、ってしてあげる!」


そう言って抱き着いてきた一輝君を、抱き締め返し、そのまま目を瞑った





A「一輝君…ありがとな。お姉さん元気出たわ!!」


しばらくして、そう言いながら一輝君を離すと


一輝「やだ…離れないの。…だめ?」


A「ゔ…」



そんな子犬のような顔でこっちを見るな一輝くんんんん!!!!!!


やめてキラキラした目で見ないで俺が浄化されるからあぁぁぁぁぁ!!!!!!!




__________


荒城「村の奴らが、お前に言いたいことがあるらしい。歩けるか?ついてこい」


一輝「だって!お姉ちゃん、行こ!!!」

A「はいはい」←結局負けた奴

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夕闇 優也 2号←(プロフ) - てんむすさん» 待たせてしまい本当に申し訳ございません!ありがとうございます!今後とも宜しくお願いします!! (2018年9月1日 19時) (レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - 待ってました!更新楽しみにしています、頑張ってください! (2018年8月29日 15時) (レス) id: ffb92c21ef (このIDを非表示/違反報告)
夕闇 優也 2号←(プロフ) - 深雪さん» あぁぁぁぁ返信とてつもなく遅れてしまい本当に申し訳ありませんんん!!!!ありがとうございますそのお言葉だけで今後の更新の励みになりますぅぅぅぅ!これからも応援よろしくお願い致します!!!! (2018年8月26日 23時) (レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - とても面白いです!更新、頑張ってください(≧▽≦) (2018年8月7日 11時) (レス) id: 2f5af6b4dd (このIDを非表示/違反報告)
夕闇 優也 2号←(プロフ) - CANさん» あぁ、その言葉で今凄い救われました……。読者の皆様をどう作品の中に引き込むか試行錯誤を繰り返して良かったです……今後とも宜しくお願いしますm(_ _)m (2018年4月8日 18時) (レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夕闇 優也 2号← | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年3月14日 21時

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