壱ノ三十一ノ巻 ページ12
Aside
A「、、んっ…？」
薬品のにおいと、体の右側がポカポカしている感覚で、うっすらと目を開ける
A「いっ…。ここは…」
ゆっくりと体を起こし、体のあちこちが痛む中、部屋を見渡して状況を確認する
A(白い部屋…まるで病院だな)
なんて、体中にあるであろう包帯の感覚を確かめながら、頭の中で考える
「、、ぁ、おねぇちゃん…起きた…？」
その声に、ゆっくりと視線を下に下げれば
A「、、一輝君」
布団の上に寝ていたのであろう一輝君が、眠たそうに眼を擦りながら
こちらに、ふにゃりとした笑みを浮かべてくるので思わず
A「
と目元を抑えながら、寝起きの一輝君を拝んでおく←←
その時、扉が勢いよく開いて
「一輝!!!また病室で寝てるの…か……」
と声がする
寝起きの一輝君マジカワユスとか頭撫でてたもんだから思わず
A「一輝君今起きたからそんな怒鳴んな!!!」
と返しておいた←←
荒城「A、、、気が付いたのか…」
え、何その
「三日間ぐらい意識不明だった友達が
病室を開けると起きていて此方に笑顔を浮かべていて思わず安堵した時」
みたいな顔は←
荒城「よかった…本当に…
廊下で、血まみれのお前を見つけた時はさすがに焦ったんだぞ」
あぁ、途中で意識切れたんだよね←
A「そうだ、あっちは…」
荒城「問題ない、今動ける奴全員で瓦礫を撤去したり、遺体を燃やしたりしてる」
A「そ、か…」
その時、鈴のような音が聞こえ、思わず窓を見る
一輝「あ、、ちょうちょ…」
A「アーラ…!!!よかった、戻って来たのか」
荒城「その蝶、ずっと村ん中飛んでたんだぞ、お前のだったか」
窓を開けると、俺の周りをパタパタパタパタ飛び回る分裂したアーラ←
そして、俺が結んだはずの、あの手紙を落とした
A「ん…？何で…」
荒城「勝手にその中身見せてもらったがな
言いにくいが…」
他の村は、もう全滅してるんだ、とっくの昔にな
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夕闇 優也 2号←(プロフ) - てんむすさん» 待たせてしまい本当に申し訳ございません！ありがとうございます！今後とも宜しくお願いします！！ (2018年9月1日 19時) (
レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - 待ってました！更新楽しみにしています、頑張ってください！ (2018年8月29日 15時) (レス) id: ffb92c21ef (このIDを非表示/違反報告)
夕闇 優也 2号←(プロフ) - 深雪さん» あぁぁぁぁ返信とてつもなく遅れてしまい本当に申し訳ありませんんん！！！！ありがとうございますそのお言葉だけで今後の更新の励みになりますぅぅぅぅ！これからも応援よろしくお願い致します！！！！ (2018年8月26日 23時) (レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - とても面白いです!更新、頑張ってください(≧▽≦) (2018年8月7日 11時) (レス) id: 2f5af6b4dd (このIDを非表示/違反報告)
夕闇 優也 2号←(プロフ) - CANさん» あぁ、その言葉で今凄い救われました……。読者の皆様をどう作品の中に引き込むか試行錯誤を繰り返して良かったです……今後とも宜しくお願いしますm(_ _)m (2018年4月8日 18時) (レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
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