壱ノ十七ノ巻 ページ40
一目散に里に帰った
でも
里について見た光景は
余りにも酷かった
叫び声が響き
辺りから白煙が立ち上る
目の前に、村の目の前で倒れた男が現れた
男「あ、もう帰って来たんだな。一歩遅かったが
この夜霧の里は、われら海炎一族が支配した。
俺の名前は海炎
そう言って、、笑った
それから、俺達夜霧の里の住民vs海炎一族の戦いが始まった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「それから、この十年近く、あいつらと争っている」
拳を作りながら、目の前の旅人に、そう、話し終えた
旅人「そんな、事が……」
絶句したように呟いた旅人に少し笑いながら
「すまない、旅の方なのに、俺達の事情に巻き込んでしまって」
少し頭を下げていると
旅人は、そんな俺を一瞥した後、急に立ち上がり
旅人「あいつら、夜の間はこっちに来ないんだよな」
そう聞いてきた
「あ、あぁ、霧の中で俺達が奇襲を仕掛けてくるんじゃないかって一回帰るんだ」
そう説明すると、旅人は少し考えこみ、小さく頷いた
旅人「分かった。二日三日時間をくれ」
そう言って、宿の扉を開ける
開いた扉から冷たい風が流れ込んで、部屋を明るくさせていた蝋燭の火を消した
思わず顔の前に腕を持っていき風を防ぐ
「おい旅の人!!!どこに……。ッ!!」
旅人が被っていたものが、風によって外される
風によって、旅人の
『赤と青の長い髪が靡いた』
「赤と、青の髪…？」
海炎「自己紹介がまだだったな。
俺は海炎A。海炎一族の一人だ」
此方を向かずに、そう言えば
海炎「あいつらは、間違っている。だから、それを俺が教えてくる」
軽く振り向き、悲しそうな笑みを浮かべながらそう言うと
扉をくぐって、俺達がいた宿から出て行った
扉が勢いよく閉まり、風がやんで、また蝋燭に火がついて部屋が明るくなる
「海炎…A……」
誰も言葉を発さない中、一人、ポツリと呟いた
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夕闇 優也 2号←(プロフ) - 式さん» ありがとうございます！今続編のタイトルやらを思案中です思いつかないどうしよう(本音)←頑張りますゆえ続編でも応援よろしくお願い致します!!! (2018年3月14日 20時) (
レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
式(プロフ) - 続編楽しみにしてます！更新が遅くなってもいいです、頑張ってください！ (2018年3月14日 19時) (レス) id: 4d4834db33 (このIDを非表示/違反報告)
夕闇 優也 2号←(プロフ) - kioさん» コメント有難うございます!!やっと明日より更新が再開できそうです!!遅くなり、すみませんでした… (2018年2月14日 21時) (レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
kio - いつも楽しみに読ませて頂いています。更新頑張ってください。 (2018年2月8日 15時) (レス) id: 3854542150 (このIDを非表示/違反報告)
優也(仮アカ) - あ、偽物とかじゃなく、本物の夕闇優也２号←でございますゆえ…そこら辺あしからず('ω') (2018年1月21日 16時) (レス) id: 62ca1bcac0 (このIDを非表示/違反報告)
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