壱ノ十四ノ巻 ページ37
ゆっくりと歩いていき
途中持っていた情報なんかを火の里やらに渡しながらその村へ向かった
そして、その村に着いたんだけど…
A「んだ、こりゃ…」
地図を見る限りでは、ここが目的地である村なのに
その村は、中で二つに分かれ、入り口まで二つあった
黒いコートのフードを被り、どうしようか迷っていると
左側の入り口から男性が一人出てきた
男性「、、、旅のお方か?」
A「あ、あぁ…そうだが」
男性「そうなのか」
「旅人」と聞いただけで異常に胸を撫でおろす男性に不信感を覚えつつ
「修行中で、泊まる所がないんだ、数日間泊めてはくれないだろうか」的な事を話したら
男性「あぁ、村の中にある宿屋を使ってくれ。
ようこそ。
“夜霧村”
文字通り、夜になるとここら一体が霧に隠れてしまうらしい。
そのおかげか、奇襲に来た兵士達が森の中で道に迷い、
この村が襲われたことは一度だけしかないそうだ
宿屋に向かう途中、先ほどの男性が
この村の成り立ちや、上に言った通りの村の由来を教えてくれた
A「そうなのか。ところで…なんで村が半分になってるんだ?」
一通り聞いたところで、さっきっから気になっていた事を聞く
男性「それは…っ」
言いにくそうに顔を歪める目の前の男…って
A「そういや名前、聞いてなかったな」
空気を換える様に聞く
男性=荒城「あ、あぁ、
A「荒城か…よろしく頼む」
そう言い左手を差し出す
荒城「あぁ、よろしく。そういえば、あんたの名は…」
と聞かれたとき、ふいに誰かが俺達の会話を遮った
男「荒城さん!!!!また奴等です!!!」
A「奴等?」
荒城「またか…!!旅の方、身のこなしから戦える者だとお見受けした。
どうか手伝ってくれ!!!」
そう叫ばれ、思わず「はいっ!?」と反射で叫んだ
荒城「こっちだ!!来てくれ!!!」
A「強引だなぁもう!!!」
先を走る荒城に、一つ溜息をつき、足を速めた
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夕闇 優也 2号←(プロフ) - 式さん» ありがとうございます!今続編のタイトルやらを思案中です思いつかないどうしよう(本音)←頑張りますゆえ続編でも応援よろしくお願い致します!!! (2018年3月14日 20時) (レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
式(プロフ) - 続編楽しみにしてます!更新が遅くなってもいいです、頑張ってください! (2018年3月14日 19時) (レス) id: 4d4834db33 (このIDを非表示/違反報告)
夕闇 優也 2号←(プロフ) - kioさん» コメント有難うございます!!やっと明日より更新が再開できそうです!!遅くなり、すみませんでした… (2018年2月14日 21時) (レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
kio - いつも楽しみに読ませて頂いています。更新頑張ってください。 (2018年2月8日 15時) (レス) id: 3854542150 (このIDを非表示/違反報告)
優也(仮アカ) - あ、偽物とかじゃなく、本物の夕闇優也2号←でございますゆえ…そこら辺あしからず('ω') (2018年1月21日 16時) (レス) id: 62ca1bcac0 (このIDを非表示/違反報告)
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