壱ノ十三ノ巻 ページ36
あの時、俺には
二つほど目的があったんだ
一つは今より強くなる事
もう一つは、沢山ある海炎の村を一つ一つ回る事だ
_________
里を出て、誰もついて来てないことを確認し、俺が育った村に向かう
A(距離的には明け方ほどに着くかな…)
木々を飛び移りつつそう考える
途中、森の中に赤い花の花畑があるのに気づき、そこで花束を作る
花弁が散らない様に抱き締めながら森を進んでいく
日が昇り始めていて、辺りが白んでいく
俺が村に着いたのは、太陽が半分ほど顔を出している時だった
持っていた花束を、崩れないように地面に置き、しゃがんだまま手を合わせる
手を離し、焼け残っていた建物の中へ入る
その建物に、
一部が焼けているが、まだ使えるであろう村の位置を示した地図が貼ってあった
その地図を巻き取り、そのままゆっくりとした足取りでその村を離れる
A「、、、あぁ、嫌だ…」
今頃サクラと喧嘩したときの気持ちがまた、どろどろと湧き上がってくる
A『(人の死に立ち会いすぎている?前世を入れたら数えきれないほどさ…!!)』
あの時はちょっと大人げなかった
サクラより、二十年近く長く生きてるからそんなの当り前なのにな
自嘲的な笑みを浮かべつつ、次に目指す村を決める為、地図を見る
A「、、お、大きい里のどこにも属してない村がある…」
次はそこだな。と持ってきたペンで印をつける
A(直線距離でこの長さとか…一体いつに着くんだろうか…)
とか考えながら、歩みを速めた
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次の作品のアンケート
はい!そろそろ後半戦へ突入しそうなので!
次の作品を決めるために、アンケートを作りました!
主人公の簡易的な設定と、あらすじが書いてあります!!
リクエストなども受け付けておりますので
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夕闇 優也 2号←(プロフ) - 式さん» ありがとうございます!今続編のタイトルやらを思案中です思いつかないどうしよう(本音)←頑張りますゆえ続編でも応援よろしくお願い致します!!! (2018年3月14日 20時) (レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
式(プロフ) - 続編楽しみにしてます!更新が遅くなってもいいです、頑張ってください! (2018年3月14日 19時) (レス) id: 4d4834db33 (このIDを非表示/違反報告)
夕闇 優也 2号←(プロフ) - kioさん» コメント有難うございます!!やっと明日より更新が再開できそうです!!遅くなり、すみませんでした… (2018年2月14日 21時) (レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
kio - いつも楽しみに読ませて頂いています。更新頑張ってください。 (2018年2月8日 15時) (レス) id: 3854542150 (このIDを非表示/違反報告)
優也(仮アカ) - あ、偽物とかじゃなく、本物の夕闇優也2号←でございますゆえ…そこら辺あしからず('ω') (2018年1月21日 16時) (レス) id: 62ca1bcac0 (このIDを非表示/違反報告)
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