壱ノ九ノ巻 ページ32
左右田side
A「俺っ助けられたのにッ…
俺の服を握り締めながら、震えた声でそう言うA
A「あの時ッ、無理をしてでも、アスマさっ、回復させれば、よがっだっ
そうすればっこんな、後悔ッしなかった!!!」
「うん。…うん」
Aの言葉一つ一つに頷きながら
安心させるように頭をポンポンと優しく叩く
「悔しいよな。後悔ってのは必ず後から来るもんだ…
今はよ、苦しくて、悔しくて、どうにも出来ないその思い全部。
俺が受け止めてやっから。安心して泣いてろ」
A「う、あ…っわあぁぁぁぁ!!!!!」
「大丈夫…。大丈夫だ…」
なにが大丈夫なのか何もわからないが、ただひたすらにそう言い続ける
その場で泣き崩れてしまったAを支える様に
俺もしゃがんで、泣き続けるAを抱き締め続ける
カザミのおじさんが死んで、コイツは泣いた
そして、里の仲間であるアスマさんの死を見て、泣いた
コイツは、Aは、自覚はないが、人の死に直面していくたびに弱くなっていく
俺だけは、死んじゃならねぇ。
Aを。
俺の愛しい奴を。
壊してなんか、たまるか。
最後まで守り通すんだ…。
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夕闇 優也 2号←(プロフ) - 式さん» ありがとうございます!今続編のタイトルやらを思案中です思いつかないどうしよう(本音)←頑張りますゆえ続編でも応援よろしくお願い致します!!! (2018年3月14日 20時) (レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
式(プロフ) - 続編楽しみにしてます!更新が遅くなってもいいです、頑張ってください! (2018年3月14日 19時) (レス) id: 4d4834db33 (このIDを非表示/違反報告)
夕闇 優也 2号←(プロフ) - kioさん» コメント有難うございます!!やっと明日より更新が再開できそうです!!遅くなり、すみませんでした… (2018年2月14日 21時) (レス) id: 9969ace900 (このIDを非表示/違反報告)
kio - いつも楽しみに読ませて頂いています。更新頑張ってください。 (2018年2月8日 15時) (レス) id: 3854542150 (このIDを非表示/違反報告)
優也(仮アカ) - あ、偽物とかじゃなく、本物の夕闇優也2号←でございますゆえ…そこら辺あしからず('ω') (2018年1月21日 16時) (レス) id: 62ca1bcac0 (このIDを非表示/違反報告)
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