局長補佐はゲーマーです。 (ページ13)

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ちゃんと休んだゲーマーページ13

桐鳥「治ったぁああぁあ！！！」
土方「うるっせぇわ！！！！！」

あれから3週間。
ちゃんと入院して！検査とかも受けて！！
屯所に生還いたしました！！！
もちろんパトカー(土方さん運転)です！！

沖田「おかえ、り………なせぇ」

出迎えてくれたのはなんと！

猫耳の沖田隊長でした、って、

桐鳥「たいちょおぉおぉおお！？」
沖田「なんでィ雌豚ァ………好きでやってんじゃねぇぞ、」

顔を真っ赤にしてそっぽ向く隊長のお耳は猫ちゃんだから、ふわふわしてそうだ。いや、絶対ふわふわだ。

桐鳥「さ、触っていいですか？ってかなんでこんな耳になってんですか！？」

うわぁふわふわ〜！とか言いながら撫でていると、すっごく機嫌の悪そうな土方さんが代わりに答えてくれた。

土方「コイツの自業自得だ。」

えっと、つまり
沖田隊長が土方さんのお茶に「猫耳の生える薬」とやらを入れてる途中でターゲットにバレて、ケンカになって、運悪く飲んじゃった、と。

桐鳥「沖田隊長、お気の毒に………」
土方「え、どう考えても自業自得じゃない！？」

そんなの知らない！
沖田隊長が可哀想だ！！

沖田「ってか、桐鳥コノヤロー、いつまで撫でてんでさァ。」
桐鳥「あ、すみません。」

ってかなんで桐鳥コノヤロー！？

沖田「桐鳥さ……………………いや、桐鳥！」
桐鳥「はいっ！！！？」

そういえば、と、沖田隊長。

沖田「よく考えたら、あんた17だろィ？
だから敬語は外させてもらいまさァ。」

桐鳥「え、敬語？」

なんと、沖田隊長は気を使ってたまに(？)私に敬語を使っていたという。立場とか、地位的に。

全然気づかなかった。←

近藤「おぉおぉお！！！Aちゃぁあぁあん！！！！」

桐鳥「ぐぇっ」

近藤「おがぇりぃぃい！！もうお父さん心配で心配でぇえぇええ！！！」

泣きながら突進して来たのは近藤局長で、しかもなんか頬が赤く腫れてて、なんかふんどしで…………ん？ふんどし？？

桐鳥「え、と？？局長、え、ふんど、」

顔が熱くなる。それに気づいたのか、沖田隊長の目が怖い。

沖田「オラァァアァア！！！」
土方「っ、桐鳥！！！」

私が土方さんに腕を引かれ、抱きとめられた時、近藤さんが吹っ飛んだ。沖田隊長の蹴りで。

近藤「ぐほぉあ！！？」

軽く10メートルは飛んだであろう近藤さん。
なんかごめんなさい。

土方「大丈夫か、桐鳥」

桐鳥「あっ、はい、大丈夫です、ありがとうございま______！？」
土方「っ、ぁ………」