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118話 ページ24

リー「す、すごい……もう痛くもなんともない!」

ガイ「リー! よかったなぁ! リー!」泣


ガイ先生にリーさんを起こしてもらい、わたしはリーさんの怪我の箇所に優しく泡を塗った リーさんの腕と足はすぐに動くようになって、リーさんの顔には元気が戻っていた

リー「ありがとうございます! アマツマさん! あなたは僕の恩人です!」

ガイ「アマツマくん、本当にありがとう!」

リーさんは深々と頭を下げ、ガイ先生はわたしの腕がちぎれるかと思う程に上下に ブンッブンッと手を揺らした

「いえ、そんな…わたしは出来ることをしただけなので大丈夫ですよ…」

ガイ「いやぁしかし、君の医療忍術は前にも見たが
本当にすごい効力だなぁ」

サク「ホントよねぇ、でも医療忍術って相当チャクラを使うんでしょ? Aちゃん、大丈夫?」

サクラちゃんは そっとわたしの肩に手をおく

「大丈夫だよ、わたしチャクラの量が普通の人より多いみたいだし それに、わたしの知り合いによく怪我する人がいるんだよねぇ」

すると、どこかのジャシン教徒が大きなクシャミをしたのが聞こえた気がした

「あ…でも、あまり過度な運動はしないでくださいね
治ったといってももう少し安静にしていてください」

ガイ「そうだな、それがいい リーよ、もう少し入院しておくんだ」

リー「はい、わかりました! ガイ先生!」

サク「それじゃぁ、今日、所はおいとましますね」

イノ「そうね」

「うん」

わたし達は一礼し、病室を出た

イノ「さぁて ねぇ、これからどうするの?」

「ごめん、わたしはそろそろ帰るよ」

サク「あ、そっか! 明日本戦だもんね! ごめんね、付き合わせちゃって」

「ううん、大丈夫だよ それじゃあ、またねー!」

サク/イノ「またねー!」


わたしはサクラちゃん達と別れて、帰路につくと前方に見覚えのある顔が見えた

「我愛羅くん?」

我「ん? お前は…アマツマか…」

「うん、久しぶり ひとり? テマリさんやカンクロウさんは… 」

我「置いてきた…少し…確かめたいことがあってな」

「そっか、それじゃわたし行くね 明日の本戦、頑張ろうね!」

我「…あぁ…」

そう言うと、我愛羅くんはヨタヨタと歩いていく
わたしはそんな我愛羅くんの後ろ姿を少し見てから家に直行した このときわたしは、まさか我愛羅くんが木の葉病院に向かっていたなんて知る由もなかった

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作者名:溝呂木 | 作成日時:2019年9月14日 19時

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