114話 ページ20
屋根から屋根へ飛び、月光さんの殺害された現場に向かう ハクちゃんによれば、ザブザさんがそこの担当をしてるらしい そうこうしてるうちに現場に着いた
サブザさんと木の葉の暗部姿もある
「ザブザさーん!」
ザ「ん? A?」
暗部「コラコラ君、ダメだよ 勝手に入っちゃ」
ザ「いや、コイツは大丈夫だ 入れてやれ」
上忍「いや、しかし…あっ!」
わたしはスっと中に入り、現場を見る
「発見した時の状況はどうでした?」
ザ「月光の死因は出血多量によるものだ、刀による傷に見えるがその刀が見当たらなくてな あるのは月光の刀だけだ」
説明を聞いてある程度考えた
『十中八九…大蛇丸の手下の仕業であることは間違いない だけど、大蛇丸は用心深い人だ 下手な動きは見せないはず となると…』
アマ『妙じゃな…』
『龍神様、どうしたんですか?』
アマ『刀で切られたと言っておったが、じゃがここには風遁の力を感じるぞ』
『風遁?…あ! なるほど、それなら刀はいりませんね』
アマ『問題はそれが誰の仕業か…』
『ですね…わたしはあまり推理は得意じゃないですし…』
ザ「おい、何かわかったか?」
ザブザさんの声で我に返り、先程龍神様と話した自分の推理を話してみた
ザ「なるほど、風遁か…それは盲点だった」
「あくまでも推測だけど」
ザ「いや、貴重な意見だ ありがとよ それじゃ、そろそろ捜査に戻るから ほら あっちいけ」
「ちょ、ちょっと!」
そしてわたしはザブザさんに首根っこを掴まれ問答無用でほっぽり出された
ザ「こっからはオレらの仕事だ、お前はお前のやれる事をやれ じゃあな」スタスタ
「はーい わかりました」
そう言ってザブザさんは戻って行く、わたしも立ち上がりその場を離れた
すると、突然リーダーから通信がきたので、木陰に隠れてチャクラを練る
そこにはリーダーとお姉ちゃん、そしてサソリさんもいた
ペ『来たか…』
『リーダー、どうしたの? それにサソリさんも』
サ『お前に伝えたいことがあってな』
『伝えたいこと?』
ペ『この所大蛇丸の動きを探っていたんだが、サソリの話によれば最近、砂隠れの里に頻繁に行き来してるらしい』
『砂隠れに?』
サ『どうにも奴は…砂隠れの里と何かを企んでいるのかもしれん』
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作者名:溝呂木 | 作成日時:2019年9月14日 19時