98話 ページ4
ひたすら遊んだあとは、楽しみの夕飯の時間
今日は最後なので、バーベキューにすることになった 魚もお肉も盛りだくさん!
鬼「それでは…」
皆「いっただっきまーす!」
魚は鬼鮫さんが焼き、角都さんはお肉を焼いていた
飛段お兄ちゃんは我先にとお肉を頬張る
飛「うめぇええ!」
白「あぁ! それ僕の肉ぅ!」
黒「返セ!」
「大丈夫ですよ、まだたくさんありますから!」
角「まったくアイツは…」
イ「鬼鮫、その魚は焼けたか?」
鬼「はい、いけますよ どうぞ!」
「イタチさんはお魚が好きなんですか?」
イ「あぁ…肉は胃がもたれるからなあまり好みじゃない」
「ダメですよ! 少しでも食べないと、ただでさえ
イタチさんは身体が弱いんですから」
ペ「そうだぞ! 好き嫌いは良くない!」
デ「そういうリーダーは苦手なものあんのか?」
ペ「…ゴーヤだ あれは苦すぎて食えん」
『確かに…わたしも少し苦手だ』
角「美味いだろ、ゴーヤ」モグモグ
そう言って角都さんは焼いたゴーヤを肉と一緒に食べていた
「あれ? ゴーヤってありましたっけ?」
鬼「確かに…」
角「ん? ザルに置いてあったが買ってきたんじゃないのか?」
白「あ、それさっきそこで生えてるのを見つけたんだぁ! 美味しそうだったから持ってきた!」
黒「食ベレルカドウカハ、保証出来ナイ…」
主・鬼「ぇ…」
グキュルルルル…
突如鳴り響いた、謎の音は…角都さんの方から聞こえた
飛「ふぁんふあぁ? ひふぁもほぼ(なんだぁ?いまのおと)」モグモグ
サ「食べてから喋ろ…」
音の方を見ると…角都さんがお腹を押えてうずくまっていた
角「ウググ…ゼツ…貴様…ウッ」グリュルルル
デ「おいゼツ! 何拾ってきてんだよ!」
白「まさか、食べたらあんなになるとは…」
黒『止メテオイテヨカッタ…』
鬼「なんで、野生のゴーヤでお腹を壊したりするんですか!? 」
飛「おい角都、とりあえず便所行ってこいよ 一緒に行ってやっからよ」
角「いらん! ゼツ…覚えておけよ」ヨタヨタ
ト「ゼツさん…たぶん半殺しにされますよ…」
白「うわぁ…逃げよ」
黒「自業自得…」
そのあとトイレから帰ってきた角都さんは真っ先にゼツさんを捕まえて、奥の草むらにさっきのゴーヤをもって消えた
白「いやだァ! 助けてAー!」
黒「諦メロ…」
『ゼツさん…ごめん これはわたしでも庇いきれない…』
わたしは目を瞑り合掌をして…ゼツさんを見送った
白「いやだぁぁぁあ!」
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作者名:溝呂木 | 作成日時:2019年9月14日 19時