51話 ページ6
ナ「お前…本気でそう思ってんのか?」
「やめてナルトくん! ザブザさんは」
ナ「うっせぇ! …アイツは、アイツはお前のことが本当に好きだったんだぞ! あんなに大好きだったんだぞ! それなのにお前は本当になんにも思わねぇのかよッ! アイツは…お前のために…命を捨てたんだぞ…道具として死ぬなんて…そんなの…酷すぎるってばよ!…」
ザ「小僧…それ以上は何も…言うな」
ザブザの目から、涙が溢れていた
ザ「ハク…アイツは自分のためじゃなく、オレのためにいつも戦ってきた オレには分かる、アイツは優しすぎた…アイツとは道具としてではなく…ハクとしてそばに置いておきたかったのかもな…もっと…ハクと一緒にいたかったな…」
ハ「ザブザさんッ!」
みんなその声の方向に向いた、そしてそこには死んだはずのハクがわたしの隣にいた
ザ「ッ!…まさ…か」
「よかったね、ザブザさん…まだハクちゃんと一緒に居られるよ!」
ナ「どういうことだってばよ! お前は確かに…」
「アレはわたしの術「大無槌(オオナヅチ)」で作った実像分身です、ハクちゃんが消える前に入れ替えて置いたんですよ!」
ガトーの足下にいたハクは煙となって消えた
ザ「なるほどな…これがお前の"作戦”か…」
カ「どういう意味だ…ザブザ」
ザ「本当に何も聞いてねぇんだな…たいした部下
をもったな、カカシ…」
「さぁて、みんな行くよ!」ぶくぶく
わたしは二人のの傷を癒して、二人の間に立つ
ハクちゃんも並んだ
ザ「毎回思うが、すげぇなお前の術は…
ハク…すまなかったなぁ…」
ハ「いいんです、ザブザさん…まだあなたのそばに居られるなら、僕はそれだけでいいんです!」
カ「あとでちゃんと説明してもらうからね?」
「はい、それではお二人共!」
ザ「行くぜ! カカシ!」ガチッ
カ「あぁ! まさかお前と一緒に戦うとはな」スチャ
ガ「ヒィッ! お前ら、ヤツらを殺せ!」
カ・ザ「うぉおおおお!」
「ハクちゃん! 行くよ!」
ハ「はい!」
そしてわたし達は、ガトーの手下をなぎ払い、蹴散らした…ガトーはザブザさんが切り捨て海に沈んだ
残りの残党をやろうとすると、イナリくんが連れてきた波の国の人達がやって来て残党を追い払った
晴れて、波の国はやっと平和と希望を取り戻した
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神城マリア(プロフ) - 80話がないです (2019年10月9日 2時) (レス) id: 72d54c6370 (このIDを非表示/違反報告)
神城マリア(プロフ) - 70話もないのですがやっぱり非表示になっているのですか? (2019年10月9日 2時) (レス) id: 72d54c6370 (このIDを非表示/違反報告)
神城マリア(プロフ) - 面白いです!これからも頑張ってください!あとですね、57話がないのですが非表示になっているのでは? (2019年10月9日 2時) (レス) id: 72d54c6370 (このIDを非表示/違反報告)
キキョウ(プロフ) - 面白いですね(^○^) (2019年9月2日 2時) (レス) id: 78831db6d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:溝呂木 | 作成日時:2019年8月25日 20時