「NARUTO」竜の巫女は暁の黒幕に出会う2

93話 ページ48

鬼「では… 水遁・水鮫弾の術！」ザバァ

途端に鬼鮫さんは得意の水鮫弾を繰り出してきた

「い、いきなりですか！ わっ！」サッ

鬼「ほほっ 逃げるだけでは私を倒せませんよ
Aさんも新術を出してはいかがですか？」

「まだチャクラの調整が難しいんです！
もうちょっと待ってくださいよ！」スタ

鬼「そう言って待つ人はいませんよ！」ザバァ

わたしはひたすら逃げながら、チャクラを練った
そして 嵐鬼流を使った

「竜遁・嵐鬼流！」ブアァァッ！

鬼「…なんとすさまじいチャクラ…しかし！」

鬼鮫さんは負けじと水鮫弾を出すけど、すべて嵐鬼流で弾き飛ばされた

鬼「なっ！…」

「無駄ですよ！ 嵐鬼流はあらゆる物を弾き飛ばす
いわば暴風の壁ですから！ 今度はこっちの番です」フワッ

わたしはパフォーマンスのように宙に浮かんでみせた


デ「すげぇ！ 空まで飛べんのかよ！ うん」

イ「あれらだけでは無いぞ、アイツが本気でやれば 天候も変わるみたいだしな」

ト「あ、いつの間にか元気になってる」

飛「まるでリーダー見てぇだな！ 全然見た目も性格もちげぇけどよ！ ギャハハハ！」

ペ「……」


わたしは嵐鬼流の起こす風でまるで生き物のように鬼鮫さんを攻撃する

「どう？鬼鮫さん！ すごいでしょ！」

鬼「確かにすごいですね！ しかし… 」シュバッ

鬼鮫さんはサメハダでわたしに切りかかってくる
が、わたしはそれをギリギリかわす

「危なっ！」

鬼「よく避けましたね…ですがチャクラは頂きましたよ」

すると突然、嵐鬼流のコントロールが不安定になった

『そうだった！ 鬼鮫さんの刀ってチャクラを食べるんだっけ！ 一度、嵐鬼流を解かないと…』

そう思い、わたしは嵐鬼流を解こうとすると

鬼「いけませんよ、戦闘中に考え事はッ！」ドカッ

「グッ…」ドボンッ

もう1人の鬼鮫さんがわたしを後から蹴飛ばし、
湖に落とした


小「ゴラァア！ 鬼鮫ぇー！」怒

ペ「落ち着け小南！」

ト「こればっかりは仕方ないですよ！」



『まずい…早く水から出ないと』

わたしは急いで水の中から顔を出すと…

鬼「水牢の術！」

やはり鬼鮫さんが待ち構えていて 水牢の術でわたしを捕まえた

鬼「すぐに顔を出すのは、殺してくれと言ってるも同じですよ Aさん」

「……」

鬼『さて…どうきますかね？』








「もう…先手は打ってますよ、鬼鮫さん！」ボンッ

鬼鮫さんが捕まえたのは……ただの影分身だった

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