「NARUTO」竜の巫女は暁の黒幕に出会う2 (ページ5)

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51話ページ5

ザブザの霧が晴れ、わたしとナルトくんはカカシ先生の元へ向かったそしてわたし達が見たのは、ザブザをかばいカカシ先生の攻撃を受けたハクの姿だ

「ッ！…そんな…」

するとハクは最後の力を振り絞りカカシ先生の腕を掴んだ

ザ「……フフフ見事だハク、まったく…オレは本当に良いモノを拾ったぜ！」

カ『まさか…この子ごとオレを切るつもりかッ？』

ザ「最後の最後でこんなチャンスまで与えてくれるとはよォ！」ブンッドカンッ

間一髪でカカシ先生は避けた

ナ「…許せねぇ！」
「ナルトくん…ダメだよ…」
ナ「なんで」
「いいからッ！」
ナ「ッ？！」

『ザブザさん…ごめんなさい…』

サク「ナルト～！ Aちゃ～ん！無事だったのね！サスケくんは？」

ナ「……」

サク「ねぇ…どうしたの？…」

「サスケくんは……あそこに…」振り返り指を指す

サク「ッ！…まさか…」

「行ってあげて…その方がいい…タズナさんお願いしますね…」

タ「あぁ…超わかった」スタスタスタ

そしてサクラちゃん達は奥へ行き…サクラちゃんは大きな声で泣いた…

そして、ザブザさんはカカシ先生の攻撃を受け膝を地面に着けた

ザ「なぜだ…どうしてついていけない…」

カ「今のお前では、オレには勝てないよお前はあの子が死んで激しく動揺しているだからオレの動きについていけないんだよ」

『そろそろかなぁ…お願いザブザさんもう少しだけ頑張って！』
するとそこへ…ガトーとその手下共が現れた

ガ「おうおう…派手にやられてるなぁ？ザブザ…」

ザ「ガトー…」

ガ「悪いなザブザ…役立たずのお前はここで死んでもらう…まったく霧隠れの鬼神が聞いて呆れるぜ
アタシから言わせりゃ、ただの可愛い小鬼ちゃん
じゃないかゲハハハハッ」

ザ「すまねーな、カカシ…お前との決着は尽きそうにもねぇな…オレにタズナを狙う理由がなくなった以上…もうお前とは戦う理由がねぇ…」

ガ「まったくこのガキは、オレに舐めた口を聞きやがってその上死んでやがるとは、役立たずめ」
ハクの顔を踏む

わたしは怒りに手が震えていた…

ナ「てめぇ！何やってんだよッ！」

カ「よせ！ナルト！」

ナ「アンタもなんか言えよ！仲間だったんだろ？」

ザ「黙れ小僧、ハクは死んだ…もういない
それに‥ガトーがオレを利用したようにオレもハクを利用したんだオレはアイツの能力が欲しかった、アイツじゃない…未練は…ない」

『ザブザさん…』