検索窓
今日:12 hit、昨日:10 hit、合計:59,711 hit

5話 ページ7

〜昨日の出来事〜
デイダラside
…ザァー…
パラパラと窓に大粒の雨が当たる

「こりゃあ、ひどい雨だなぁ うん」

イ「確かにな、まるで台風でも来たみたいだな」

鬼「みなさんは大丈夫なんでしょうか?」

サソリの旦那は、ついさっき任務に出たばかりで
飛段と角都の旦那達はすぐそこの町で買い物をして降る前に帰って来たんだが トビの野郎は呑気に散歩をしに行きやがった

「まぁ、大丈夫なんじゃねぇか? うん
サソリの旦那はヒルコに入ってるし、少しは凌げるだろう うん トビはそのうち バタンッ おっ!」

ペ「おい! 誰か居ないか!?」

なんだよ…リーダーか…だが、様子が変だな
鬼鮫の旦那が様子を見に行った

鬼鮫「リーダー、どうしたんです? おや、小南さんにトビさんも それに…」

小「鬼鮫! すぐにタオルを持ってきて! 早く!」

鬼「えっ? わ、わかりました」汗

鬼鮫の旦那が風呂場へ行っちまった
イタチの旦那も変だと思い、二人で玄関を見に行った そこで見たのは、ずぶ濡れのトビの腕の中で今にも消え入りそうな呼吸をしている 女の子がいた

「!? オイ、トビ! お前…その子どうしたんだよ?」

ト「先輩、話しは後で! まず…この子を寝かさないと…」
その時見たトビはまるで別人の様だった
俺は少し驚いた、それは他のヤツらも同様だ

鬼「タオル、持って来ました!」

ト「ありがとうございます、とりあえず僕の部屋へ!」

ドタドタ

「オ、オイ 置いていくなよ うん」汗

  〜トビs'room〜
騒動を聞いた飛段と角都の旦那もきて、俺たちはトビから事情を聞いた どうやら 散歩の帰りにボロ小屋の中で震えているのを見掛け 熱を出してるようでそのまま拾ってきたようだ

小「そう…でも、どうしてひとりでボロ小屋にいたの?」

ト「わかりません、でも、この子が僕の腕の中でうなされていました」

イ「何と言ってたんだ?」

ト「『行かないで、お父さん、お母さん…』って言ってました…」

「そ、それってつまり…」

小「…こんなに小さい子には、辛いわね…」

皆「………」
みんな、黙っちまったな あのおしゃべりな飛段の旦那までも口を開こうとしない そりゃそうだ…
ここにいる奴らは、大なり小なり辛いことがあったやつもいる、だが こんな子にはまだそれは重すぎる

ペ「みんな…」

静寂を破ったのはリーダーだった

ペ「この子をどうするかは、目が覚めたときに決めよう」
この言葉に不安を感じたのは少なからずいた

6話→←4話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
49人がお気に入り
設定タグ:NARUTO , , オビト
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

バナナワニ(プロフ) - モンハン要素があるなら言った方がいいですよ (7月16日 22時) (レス) @page22 id: 2bb34c05f8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:溝呂木 | 作成日時:2019年8月16日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。