妹君17 ページ21
〜夢ノ咲学院玄関〜
敬「…Aがこんなになるなんて珍しいな」
英「ふふ、可愛いよね」
敬「普段もこれだけ可愛げがあったらな…」
英「そう言いながら、いつもAの話聞いてあげてるくせに」
敬「うるさいぞ英智」
英「ありがとね…A、僕には何も言ってくれないから…」
敬「あぁ…」
英「…敬人にならAのこと、任せてもいいかもね」
敬「なっ?!お前なに言って?!!」
英「あはは!隠さなくてもいいよ、敬人ってばバレバレなんだから」
敬「…」
英「まぁ、選ぶのはAだけどね。でも、早くしないと他の人に取られちゃうよ」
敬「…分かってる」
貴「…お兄ちゃん……zz」
英/敬「!」
英「」
貴「ん…?あれ…私の部屋?」
英「A、おはよう」
貴「兄上様?…私一体何を…」
英「高熱を出して倒れたんだよ、病院にも行ったのだけど、覚えてない?」
貴「…全く、保健室で佐賀美先生と話していたところまでは覚えているんですけど…」
英「…そっか、とにかく、具合が悪いならちゃんと言うこと。僕じゃなくてもいいから」
貴「申し訳ありませんでした…今回は私が全面的に悪いです…」
英「全く…僕は君が心配なんだ。もうしたらダメだよ」
貴「…はい」
英「よしよし」
ナデナデ
貴(…ちょっと嬉しい…かも)
久々に普通の兄妹らしいことをした天祥院兄妹であった
…なにこれ
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作者名:四条 | 作成日時:2021年11月18日 21時