紅茶専門店の東洋人３《進撃の巨人》

139 ページ43

アルミンside



ドット・ピクシス、、、



この人は確かトロスト区を含む南側領土を束ねる最高責任者だよね、、。



今実際に巨人に蹴破られてきた壁は、ウォール・マリアの南に位置するシガンシナ区。僕達の住んでいた街だ。



だから、、次に狙われる可能性が最も高いのは、シガンシナ区に一番近いこのトロスト区、、。


その全ての責任を担ってる人に会えるなんて、僕達は命拾いした。きっと思ってるより今の事態は深刻なんだ、、。




ピ：「そうか、、。エレン・イェーガー訓練兵、お主は自分の家の地下室に行けば、この世界の全てが分かるというのじゃな？」


エ：「はい、、。、、信じてもらえますか、、？」



ピ：「お主自身が確証を得られん以上は、とりあえず頭に入れておくと言ったところかの。だが、お主らの命はワシが保証しよう。」




そう。さっきAを抱きしめながら壁を登る時、エレンは何かを思い出したかのようにこんなことを言っていた。




『１つ思い出したことがある。、、地下室だ、、！！オレん家の地下室！そこに行けば、、全てが分かると親父が言っていたんだ！！』




、、、地下室に行くには、、。
つまり巨人に占領されてるかつての僕らの街に足を踏み入れるということ。



とりあえず今は、、命があるだけでも奇跡だ、、、。





Aは大丈夫かな、、。壁の上まで運んでから向こうで医療班に診てもらってるけど、、なかなか目を覚まさない、、。

140→←138

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す