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リヴァイside
今日は壁外調査か。
朝から優雅に紅茶を飲んで
シャワーを浴び準備する。
、、、バタァン!!
ハ:「おっはようリヴァイ!!今日も紅茶の良い匂いだね!?」
「オイ、、、ノックをしろと何度言えばわかる」
ハ:「あぁ!つい忘れていたよ!!準備が終わったら団長室に来てくれってエルヴィンが言ってたよ〜♪」
おおよそ作戦の再確認だろうな。
「あぁ」
俺達『調査兵団』には、壁の中の希望と共に人材と資金が集中している。だからこそ成果を上げなければならない。
まぁ、俺に出来ることはエルヴィンの判断に従って奴らを削ぐことだけだがな。
ヒュォォォオオ___
ヒュンッ!ーーーーザクッ!!
、、、ズシン、
やはり5年前奪われた街の奪還は簡単じゃねぇか、、。
かなりの精鋭を揃えているが、万年人員不足の調査兵団には厳しい現状だ。
(あれは、、、生き残りか!下半身を喰われてやがる!)
ヒュンッ!!
___バシュッ!!
バッ!!
(右に1体、左に2体、、、。)
「ペトラ!お前は下の兵士を介抱しろ!残りの全員は右を支援しろ!!」
ペ:「え、、、!?」
「俺は左を片付ける!」
ビュン!パシュッ!!
揃いも揃って面白え面しやがって、
ズバァッ!!
ヒュンヒュン!
(早く正確に削ぐ為にはまずは視界を奪う。それから、、、)
「おっと、、大人しくしてろ、、そうしないとお前の肉を、、綺麗に削げねぇだろうが、、、」
ヒュン!ーーーザクッ!!
チッ、汚ねぇ血が手についちまったじゃねぇか、、
ヒュゥゥウ
「オイ、、、ペトラ!そいつはどうだ!?」
ギリギリ間に合ったはず、、。
止血出来れば可能性はあるが、、。
ペ:「兵長、、、血が、、止まりません、、、、。」
、、、、間に合わなかった、、か。
兵:「兵、、、長、、、。」
「!何だ?」
兵:「お、オレは、人類の役に、立てたでしょうか、。このまま、、何の役にも立てずに、、死ぬのでしょうか、、。」
ギュッ!
「お前は十分に活躍した。そしてこれからもだ。約束しよう!俺は必ず!!巨人を絶滅させる!!」
お前達の残した意思は、、俺が引き継ぐ。だから、、、安心して休め。
エ:「リヴァイ!!退却だ!」
「!!まだ限界まで進んでねぇぞ?俺の部下は犬死か?」
エ:「巨人が街を目指して一斉に北上し始めた。」
!?
エ:「壁が、、壊されたかもしれない。」
、、、、A。無事でいろよ、、、。
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作者名:カリン | 作成日時:2019年2月8日 1時